金は見た目に要注意！メッキ品の見分け方。

440 Gold

先日行ったイベントで
ご購入頂いたお客様を招き
牡蠣船で昼食

その帰り道で11日-12日と
袋町公園で開催されている
トランクマーケットへ

ペイントのワークで
出店している友人を訪問し
せっかくなので体験することに…

一枚の板にとある
特殊なペンキで塗ると
チョークで書いたり
消したりできるというモノ

残念ながら金色はなかったので
お店のイメージカラーである
ブルーでトライです

で、完成したのはコレです

何の変哲もない青い板ですが
乾かしてみて使ってみると
書き消しできましたよ

ただの木に塗料を塗って
表面を加工することで
黒板に早変わり

今回のワークのように
表面を塗り覆うことで
見た目や特性を変える塗料

そんな塗料のように
表面を加工することで
外見を180度変える技術は
貴金属にも使われております

先日、使わなくなった
ジュエリーのお買取りに
ご来店された方

金かどうか
鑑定して欲しい

ということだったので、
まずは目視で確認したのですが
既に黒ずみが…

プロが一目でわかる
メッキ品でした

メッキ品というのは
表面に対して薄い金を
覆いコーティングしたもの

コーティングするモノが
錆びない金であっても
薄い膜の場合は長年使うことで
必ず擦り減ったりするもの

経年劣化によって
中身の変色部分が表面にも
浮き出て見えることもあります

そんなメッキ品ですが実は
本物なのかメッキなのかを
チェックできる方法があります

磁力をチェック！

金やプラチナは磁力に
反応しない貴金属です

もしも磁石にくっついたら
それは表面がコーティングされ
中身が鉄などのメッキ品

磁石にくっついた時点で
それは金ではありません

刻印をチェック！

金やプラチナといった貴金属で
造られたジュエリーや工芸品は
必ず素材の刻印がされてます

GP：ゴールドプレート
GF：ゴールドフィルド

といった刻印があると
それは表面をメッキされた
証となります

純度刻印の後に
「GP」や「GF」が
刻印されていたらメッキ品

色見をチェック！

金（ゴールド）で表面を
コーティングしているとはいえ
長年使っていると中身の
金属の腐食による黒ずみ

もしくはコーティングが取れ
中身の錆びが浮き出てくる
こともあります

錆びることがなく
変色することもない金は
茶色や黒色となることは
絶対にありません

どうしても分からなければ…

もしも金ぴかのものが
家から出てきたら先ほどの
方法を試してみては？

ただし、残念ながら
メッキ品であっても

・磁石に反応しない
・刻印がない
・変色が全くない

といったように先ほどの方法で
鑑別できないケースもあります

その際はナカオカにある
判別機械で鑑定しますので
お気軽にお持ちくださいね

まとめ

外見が金でピカピカでも
経年劣化によって

表面が剥がれたり

中身が腐蝕したり

そうなってしまうと
最初綺麗だった状態も
残念なことになってしまいます

見た目が綺麗なメッキ品も
安くて良いとは思うけど
劣化したりお金にならない
といったデメリットもあります

中身もみっちり金で
詰まったモノの方が

身に付けれて

お金に換金できる

両方の価値があるので
結果的にはメッキ品よりも
オトクなんですよ

本日はここまで。
ゴールド王子こと中岡英也でした。
（名前クリックでプロフィール表示）
May the Gold be with you. 

【本日(11/12)の貴金属価格】
　金：5,076円/g(+0)
　プラチナ：3,783円/g(+0)
　※田中貴金属税込価格
　※土日は同一価格(市場休日のため)

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