銀と間違えられた見た目がややこしいプラチナ。

539 Gold

スタッフの連絡帳に
書いてあったメッセージ

3代目の今市が来るとの事

3代目？俺？
今市？イマイチ？
ん、イマイチなオレ？

ってな感じで勝手に
脳内変換してしまいました

…が

どうやら3代目というのは
3代目 J Soul Brothersで
今市というのはボーカルの方

最近の芸能界には疎くて
つい勘違いしちゃいました

ただ、このメッセージは
本当らしく20日（火）に
エールエールへ来るそうです

【エールエールHP】
http://www.hiro-chika.com/?cn=101617

それにしてもややこしい
メッセージでした

そんなややこしいと言えば
先日オーダー頂いたチェーン

懐中時計用のチェーンにと
プラチナ製のモノをお求めに
いらっしゃったのですが
コレがなかなか素晴らしい輝き

既製のシルバー製と
比べてみましたがどっちか
分かるでしょうか？

そんなプラチナはその昔
シルバーと間違えられていた
時代もあるややこしい存在でした

銀より価値の低かったプラチナ

プラチナは金と同様に
約6000年以上人類によって
使われてきた貴金属

ただし、現在のように
ジュエリーや資産用として
使われ始めたのは約200年前

それまでは見た目が
銀に似ていることから
間違われて銀と同じ扱いで
使われておりました

しかもプラチナを加工するには
王水（※）という金も溶かす
特殊な溶液が必要でした
※濃塩酸と濃硝酸との混合液

そのために一時期は

使えん銀だ！

と言われ廃棄されてたことも
あったのがこのプラチナです
…今では考えられませんね

見た目の差は時間によって出る

話を元に戻しますね

で、先ほどの画像は
左側がプラチナ製でした

この度プラチナのチェーンを
ご注文いただいた方というのは
とある理由によってシルバーから
取り換えすることにされました

その理由というのが

経年劣化

シルバーやステンレスは
錆びにくいコーティングが
表面に施されていても
時間により必ず劣化します

そして、コーティングが
はがれてしまうとこのように
錆びたり変色することになります

この度のお客様は
受け継いだ大事な懐中時計を
末永く使いたい想いがあり、
それならチェーンも一緒に…

ということでプラチナの
喜平チェーンを選択しました

錆びにくいだけでなく価値も高い

プラチナは金（ゴールド）と
同じく希少性が高くそして
価値がある資産としても
運用されている貴金属

それは金と同様で
錆びにくく変色しない…

不変性

の特徴を持っているため

そして、金より希少性が高く
これまでの採掘量というのも
オリンピックプールサイズで
足首に浸かる程度（金の約1/25程度）

今は価格でみると金の方が
プラチナより高いけど
本来の価値は金より
プラチナに軍配があがります

需要業態の背景により
現在はプラチナが安いけど
本来は逆であるハズなのです

希少性が高いプラチナが
価格面でも金を抜く可能性も
ゼロというワケではありません

採掘量が少ないからこそ
変動幅の大きなプラチナ

ひょっとしたら本来の姿に
戻るかもしれないロマンを
持っているのです

本日はここまで。
ゴールド王子こと中岡英也でした。
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【本日(2/19)の貴金属価格】
　金：5,024円/g(-7)
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