大事なリングについていた
石がいつの間にか落ちてしまった!
…ということでお預かりしたリング。
真ん中部分の石(ダイヤモンド)が
物の見事に空洞になってました。
これが金(ゴールド)やプラチナといった
加工しやすい貴金属ならば、石を探して
簡単にはめることができます。
しかし、この度預かったリングは
素材がなんとステンレス。
ステンレスはとてつもなく
頑丈な金属であり加工も厄介なのです。
そんな背景もあったためか、
一度購入したブランド店にお持ちしたら
お見積りが数万円だったようで
弊社へお持ちになりました。
ナカオカを頼って頂き、
本当にありがとうございます。
…ということで
早速修理を開始です!!
ちょうど良いサイズの
ダイヤモンドを探し出して
あとは地金部分に埋め込み。
他の石の部分と同様に
地金部分との接着と爪留めで
取れないようにつけました↓↓
これで、簡単に石が
外れることはありませんね。
さて、ブランド物に限らずですが
金(ゴールド)やプラチナ、銀以外の
ステンレスやチタンといった硬い金属は
どうしても加工するのが難しくなります。
そのため、この度お預かりした
リングのように爪留めも浅くなるので、
(下手すると爪留めされてないことも…)
ちょっとした引っ掛かりによって
石が取れてしまう可能性があります。
今回は爪留めの部分だけ
違う素材を使って可能な限り
引っ掛からないよう修理しました。
やっぱり石が全て埋まっているのと
そうでないのとでは見た目が雲泥の差ですね✨
長年愛用している大事なリング、
お客様も大変喜んで頂きました。
修理費用も石代と加工賃で
3千円ほどで対応させて頂き、
『えっ、こんなに安くていいの?』
…とビックリされていました。
宝石と貴金属を知り尽くした
宝石専門店だからこそ得意な修理。
もし、あなたの大事なジュエリーに
万が一のことが起きてしまったら
お気軽にご相談くださいね。