お金で選ぶならパラジウム、健康面ならチタンやジルコニウム

最近お客様からチラホラと
ご質問される話なのですが、
パラジウムという金属を
知ってますか？

ジュエリー関係者だったり
歯医者さんなら聞いたことが
あるかと思う金属

このパラジウムはプラチナと
ほぼ同じ特徴なんですが、
特徴を挙げると…

◆プラチナより硬い
◆プラチナより安価
◆プラチナより熱に強い
◆プラチナより軽い

というモノであり、
銀歯にも使われていたり
18金ホワイトゴールドにも
混ぜ物に使われることのある金属

こう見るとパラジウムの方が
プラチナよりも良いじゃん
って思うかもしれません

中にはプラチナより
資産性があるとして既に何か
投資などを行っている方が
いるかもしれません

しかし、当然ながらこの
パラジウムにもデメリットは
いくつか存在します

それはプラチナに比べて…

◆硬くて加工が困難
◆金属アレルギーになりやすい

そして、プラチナよりも
更にニッチな貴金属なので
これまであまり日の目を
見ることは少なかったんです

お金かお体のどちら…

プラチナよりも安くて
硬いパラジウムは婚約指輪や
結婚指輪としても使われる
貴金属でもあります

たとえば婚約指輪なら
ちょっと良いダイヤモンドにして
地金をプラチナでなく、
見た目がほとんど同じ
パラジウムだと安く済むため

ただし、安く済む一方で
先ほども述べたような
デメリットもあるんです

それが金属アレルギー

簡単には発症しませんが
それでも金やプラチナに比べ
パラジウムは金属アレルギーの
可能性をもった貴金属です

なので、もし金属アレルギーに
なりやすい体質であれば
パラジウムをオススメしません

逆にアレルギーになりにくい
チタンやジルコニウムの
リングがオススメです

このふたつの素材は
医療道具として使われるほど
人体への影響が少ないのです

もしも炎症やかゆみに
敏感ならアレルギーフリーな
チタンやジルコニウムでの
指輪をオススメします

値段は1本9万円前後で
お求めいただけますので
通常の結婚指輪とほぼ
同じ価格帯で済みますよ

もし、それよりもっと価格を
抑えるなら2本で6万円弱程度の
チタン＆ゴールドのコンビとなった
リングもオススメです

↑内側がチタンで外側が金（ゴールド）のコンビリング

本日はここまで。
高齢化社会になっても
健康な身体で生活し続ける！
ジュエリーライフコーディネーターの
中岡英也でした。
（名前クリックでプロフィール表示）
May the Jewelry be with you.

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