世界各国が金を保有するきっかけとなった文書

636 Gold

この前、自動車を運転中に
ラジオを聞いていたのですが
流れていたのがちょうど
英会話に関する放送

昔は本屋で売っていた
テキストを買ってラジオで
聞きながら勉強する
…なんてしたことをしてたので
とても懐かしかったです

まぁ、相変わらず
簡単な英会話ですらなかなか
聞き取れないんですけどね

そんなラジオでの英会話で
とあるクエッションが出たんです

それは･･･

最も長い英単語を

ご存知ですか？

というモノ

ご存知ですか？
もちろん私は知りませんでした

で、答えを聞いてみると
フロクシノーシナイヒリピリフィケイション
っていう単語でした

スペルで書いたら…
『floccinaucinihilipilification』

ちなみに意味は･･･

【floccinaucinihilipilification】
無価値または無益だとみなすこと。
軽視、蔑視、軽視癖。

ついでに語源を調べてみると
ラテン単語の集合体でした

flocci（floccus：つまらないもの）
nauci（naucum：取るに足らないもの）
nihili（nihil：無意味）
pili（pilus：取るに足らないもの）
fication（fication：～化）

こんな長い単語なんて
他の単語で賄えそうだし
絶対覚えれませんね

ま、覚える必要ないんですが…

それこそ
floccinaucinihilipilification（無益）
ってやつです

もし重要で便利な単語ならば
映画や歌の歌詞や本などに
バンバン出るでしょうし･･･

そもそも単語帳であったり
テキストでも見たことないし･･･

「長い単語」という特徴以外に
コレといった使い道がないから
認識者も少ないし、本などでも
使われてないのでしょうね

そんなマイナーな単語に比べ
金（ゴールド）はメジャーです

どこの国でもGoldという
単語は通用しちゃいます

言葉だけでなく資産として
世界中で使われてるし
その価値も人類共通認識です

そんな金は個人単位でなく
中央銀行や政府もこぞって
持っている資産です

金の価値に惹かれたのもあるけど
そもそもなぜ政府自体が金を
持つようにしているかと言うと
とある文書に金の重要さが
書かれているためなんです

共同声明で決めた金投資

アメリカとロシアの
冷戦が終結した1990年代

大きな戦争の終結と共に
好景気な国ばかりが世界に
存在していた当時

特に景気の良かった
欧州では資産を増やすために
利回りの良いアメリカの国債を
買いまくっていました

そしてその資金というのは
持っていた金を財源とし
利益の良い国債を買うため大量に
市場へ供給してしまったことで
金相場は安い時期が続きました

金がどんどん売却され各国の
資産が大きく目減りしたことで
その危機感からとある
共同声明が発表されました

それがワシントン合意

【ワシントン合意とは】
金（ゴールド）の取り扱いに関する声明。
金価格維持を目的とし、各国中央銀行の金売却を制限したもの。
1999年9月、欧州中央銀行（ECB：European Central Bank）及び欧州14カ国が署名し、アメリカ・日本・IMF・BISが同意した。

そんなワシントン合意の中に
以下の骨子文書がありました

 金（ゴールド）は重要な
外貨準備と認識すること

ま、このまんまの文章です
実は言い換えると違う意味も
込められているんです

どういうことなのか
言い換えてみると･･･

自国の通貨価値が

なくなったときのため

金を持ちましょう

ワシントン合意のきっかけで
金価格を安定化させる
･･･という背景もあったけど
そもそも自国の資産保全のため
持っておきましょう！と
合意した内容なのです

これはもちろん世界の
中央銀行への言葉ですが
もちろんいち個人にも
言えることなのです

通貨が使えなくなったら
国どころか僕たちだって
困ることですからね

そんな世界の中央銀行と同様
資産の一部に金（ゴールド）を
持つのは重要なことなのです

もし、危機感を感じたら
少しの量でも良いので
金（ゴールド）を持つことを
オススメします

本日はここまで。
ゴールド王子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

【本日(5/27)の貴金属価格】
　ゴールド：5,000円/g（+0）
　プラチナ：3,529円/g（+0）
　※田中貴金属公表の税込小売価格
　※市場休業のため、土日は同一価格

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