混ぜる物によっては変色してしまう金（ゴールド）

642 Gold

先日、高校時代の同期が
シェフをしている店へ
ご飯を食べに行きました

一緒に食べに行ったメンツは
同じ高校に通ってた同い年3人

そのうちの1人は同じクラス
だったので高校時代から面識あり
（当時はあまり話してないけど）

残りの2人は高校時代に全く
面識はなかったけどクラスメートの
ツテで今では何度かご飯も食べに
行くほどの仲になった友達

同じ高校だったことと
全員経営者なので話も合う

飲みに行くと毎回時間が
あっという間に過ぎるので
とても居心地が良いメンバ

そして、今回ごちそうになった
お店のシェフもクラスメートの
ツテで知り合った仲でとても気さく

洋食料理店にず～っと携わった
そのシェフは若いながらも
年上料理人に教えるほどの腕前

味は当然ながら見た目も
素晴らしくインスタ映えする
盛り付けは食べるのが
もったいない料理ばかりです

そんな彼が勤めている
お店（厨らぱらぱ）はコチラ↓↓

いつまでもそのままの
姿・形で残って欲しいけど
さすがに料理は生き物

今回は頭の中の記憶と
スマホのカメラを通して
写真を記憶しておきました

料理はとうぜんながら
肉や魚といったような生き物、
野菜などの生ものを使うため
どう頑張って盛り付けても
時間によって負けます

見た目も変色するし
味も劣化してしまいます
（ま、その前に食べますがね）

そんな新鮮さが命な生ものに対し
永遠に姿・形が変わることなく
同じ状態を保つことができる
自然界唯一の素材があります

それが金（ゴールド）

数千年も変わらなかった金

人類に初めて発見されて
6000年以上使われ続けた金

金（ゴールド）は価値がある
なんてこれまで何度も
お伝えしてきたけどもうひとつ
大事な特徴があります

それは不変であること

そんな金が使われたモノで
恐らくほとんどの方が
見たことがあるのは
コイツではないでしょうか↓↓

そう、ツタンカーメンの
黄金のマスクです

1922年に発見されたこの
黄金のマスクは約3000年以上前に
作られたものと言われてます

紀元前1330年後にエジプトの
最高権力者であるファラオの
称号を持っていたツタンカーメン

そのツタンカーメンの遺体に
被せられていたのが先ほどの
黄金のマスクなんです

ちなみにこの黄金のマスク
実は純金じゃありません
（詳しくは以前のブログで↓↓）

ただ、そんな金は
不変性があり長い時間にも
変化することはない
･･･なんて言いましたが
それには条件があります

その条件というのは
他の物質と混ぜていない
純金である場合に限ります

金も場合によって変色する

純度100%の純金であれば
先ほどお伝えしたように
変色することはありません

しかし、純金でなければ
変色する可能性があります

例えば18金のジュエリー

【18金とは】
24分率における金の純度の割合を示す。
18金の場合は18/24＝75%が純金で、残りの25%は異なる貴金属。

ジュエリーは硬くするため
他の貴金属と混ぜ合わせた
18金が使われるケースがほとんど
（国によっては純金製も多いです）

いかに金が錆びなくても
他に混ぜた貴金属が
変色の要因となるワケです

そのため、
すぐには変色しないけど
経年劣化で何十年か後には
ほぼ必ず変色します（こんな感じ↓↓）

↑18金製の小判変色箇所

しかし、当然ながら金で
あることには違いありません

金（ゴールド）の価値は
純度で決まるために
変色しても買取できない
ってことはないので安心ください

それにしても、もしも
黄金のマスクが18金でできてたら
発見されたときは変色した姿で
出てきてたかもしれませんね

本日はここまで。
ゴールド王子こと中岡英也でした。
（名前クリックでプロフィール表示）
May the Gold be with you. 

【本日(6/2)の貴金属価格】
　ゴールド：4,974円/g（+16）
　プラチナ：3,547円/g（+10）
　※田中貴金属公表の税込小売価格

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