地球規模のダイヤモンドと宇宙規模の金（ゴールド）

643 Gold

業界の情報収集を行っていて
衝撃のニュースを耳にしました

そのニュースというのは
人工ダイヤモンドのブランドを
立ち上げた…というモノ

人工ダイヤモンドなので
当然ながら本物に比べると
価格は安くなります

実際に商品ラインナップは
3万円前後となること

人工ダイヤモンドのブランドを
ただ立ち上げるのであれば
まだ良いとして、問題なのは
そのブランドを出す企業

なんてったって、
その企業はデビアス社

かつてその会社は
ダイヤモンド業界、いや
業界のみならず世界中の
ダイヤモンドを独占した企業

そして、現在もなお
ダイヤモンドの製造・販売では
世界最大手でもあります

ダイヤモンドは

永遠の輝き

…という言葉がテレビで流れ
ほとんどの方が耳にしたことのある
フレーズかと思いますが、まさに
その言葉を考えた会社

しかも、デビアス社はこれまで
人工ダイヤモンドに対して
否定的な意見を貫き通し
本物と偽物を区別する技術にも
力を入れてきた企業

天然ダイヤモンドの価値を
訴える活動を行っていた企業が
突然このような発表したので
驚きを隠せませんでした

消費者の要望に応える形で
人工ダイヤモンドのブランド
「ライトボックス」というのを
立ち上げるようだけど
コレ、とても複雑な気分

百歩譲ったとしても
ブランドの立ち上げでなく
別会社として対応して欲しかった

本来であればダイヤモンドの
価値を伝え続けることが
使命であると思ってたのに
とても残念なニュースでした

ちなみにライトボックスの
人工ダイヤモンドには、
肉眼で見えないロゴが刻印され
天然のものとは区別できる
仕組みが導入されるようです

人工物の魅力と価値

ダイヤモンドは希少性が高く
人の目を魅了する輝きを持った
天然物であるためにその価値が
太古から評価されてきました

そんなダイヤモンドは
一時期、お金になる資産商品として
持たれていたときもありました

特に宝飾業界が全盛期だった
1980年代はダイヤモンドの
価値が認められていた時代

その名残もあって、
ダイヤモンドと金（ゴールド）は
どっちを持っていた方が良いの？
なんて聞かれることがあります
（この部分は以前も触れました↓↓）

景気的な原因もあるけど
低単価な人工ダイヤモンドが
出てきたこともあって値段に
価値、そして需要も下がりました

もちろん一般のモノに比べ
ダイヤモンドの単価は高いけど
「手が出ないもの」という
印象は薄くなってきています

ダイヤモンドの価値が
また下がるのでは！？

･･･と危惧を感じるとともに
宝飾品業界を震撼させた
今回のニュースでした

そのためにもやはり
ダイヤモンドの魅力を発信し
天然素材の素晴らしさを
伝えるしかありません

宝飾品販売員として
消費者には誤った情報や
変な知識を埋め込まないよう
今までより一層気が引き締まりました

規模が違うダイヤと金（ゴールド）

そんな人工ダイヤモンドですが
今の現代科学技術では
金（ゴールド）を作れません

それは理論立てることが
できても実はそれを
実現できる術がないため

なぜなら･･･

ダイヤモンドは
地球単体の規模だけど
金（ゴールド）は
宇宙規模であるため

ダイヤモンドの誕生は
約35億年から9億年前までの間
と言われております

しかし、金（ゴールド）が
初めてできたのは約46億年前で
地球が生まれたのとほぼ同時

歴史も違えば

規模も違います

もちろんダイヤモンドの歴史も
決して浅いわけではありません

地球の深くの高温高圧での
厳しく過酷な環境の元、
長い年月に渡って生まれた
天然の鉱石です

しかし、金（ゴールド）が
もともと生まれたのは
超新星という宇宙の爆発で
生まれた中性子星の衝突

地球ができたと同時に
金（ゴールド）は既に形成され
生まれてからの長い年月の間、
眠っていただけなのです

何億年という長い年月を掛け
超過酷な環境で生まれてきた
ダイヤモンド

地球誕生と同時に生まれた
金（ゴールド）

技術の進歩も良いのですが
人の感性に訴える商品に関しては
自然のまま、ありのままで
価値を保ち続けて欲しいものです

本日はここまで。
ゴールド王子こと中岡英也でした。
（名前クリックでプロフィール表示）
May the Gold be with you. 

【本日(6/3)の貴金属価格】
　ゴールド：4,974円/g（+0）
　プラチナ：3,547円/g（+0）
　※田中貴金属公表の税込小売価格
　※市場休業のため、土日は同一価格

無料見積もり

ナカオカのLINE＠登録し、
画像を送付頂ければ、
来店不要でお見積もりできます↓↓

メルマガ登録フォーム

登録は以下の画像をクリック↓↓