10年で300倍以上の件数に膨れ上がった事件

685 Gold

ワールドカップも
決勝戦となり終わりを
迎えようとしてます

先週の西日本豪雨災害で
ワールドカップを見る余裕が
全くなかったのであまり
気にしていませんでした

…なのですが、宝くじを
買っていたので結果だけは
気にしてチェックはしてました

ただ、優勝候補がことごとく
破れてしまったので予想は
全く当たってない残念な結果

そんな宝くじですが、
先日テレビで面白い話が
放送されていました

それは年末ジャンボ宝くじで
1等に当たる確率は
交通事故で死ぬ確率の
1/300であるというネタ

つまり、交通事故によって
300回死んでようやく
宝くじが当たるかどうか
…ってことです

そう考えると宝くじを
買うのもバカらしいもんです
（と思いつつ買うんでしょうけど）

そんな宝くじの確率みたいに
ここ10年で300倍に増えた
とある件数があるんです

それは金の密輸検挙数

10年前は年間4件でしたが
昨年は1347件にものぼり、
300倍以上も増えた密輸事件

※財務省データより筆者が作成

最近の税関は金の鑑別機を
置くようになり密輸防止の
仕組みが進んだために
検挙数が増えたのもあるけど
この推移はビックリです

ただ、密輸と言っても
対象はある程度の大きさが
備わったインゴットや
コインだけではありません

金（純度90%以上）は
カタチが違えど海外での
購入価格を20万円以内に
抑えないと税関対象です

なので、純度が高いと
ジュエリーも該当するし
工芸品も当てはまります

そのため、密輸では
金色を隠すために表面を
シルバー等でコーティングし
見た目をごまかす手口も
発生しているのです

ちなみに財務省の
関税局税関HPには
密輸品図鑑というのが
公開されております

【密輸品図鑑】
http://www.jgma.or.jp/jgma/wp-content/uploads/067099d9ed5ae25abab9a7fdaa62b2522.pdf

中にはジュエリーだけでなく
金で作ったブラジャーパッドなど
手の込んだ密輸品もありました

もちろんこういったのも
20万円分を越えた金が使われ
純度が90%以上の場合には
輸入時の税金対象となります

消費税分の8%が
利益となる金の密輸

取り締まりや罰則は
徐々に厳しくなってますが
今後も摘発件数は増えそうです

本日はここまで。
ゴールド王子こと中岡英也でした。
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