1g以上の誤差があるバーは偽物の可能性がある

更新日:

730 Gold

 

お昼のランチはラーメンなど
麺類が多いのですが時間がないと
決まっていくのがカレーライス

ナカオカ本店の近くには
徒歩2秒で行ける距離に
老舗カレー店があるので
時間がないとそこで済ませます

いつも良いカレーの匂いが
するので食欲をそそられますが
先日は気分を変えてココ壱番屋へ
(通称:ココイチってやつですね)

 

ココイチのカレーは
ライスの量が標準で300gで
食べたい量に応じて100g単位で
増やすことが出来ます

そんなココイチは社員教育が
徹底されていることで有名

 

特に重鎮にもなるとライスを
盛るときに1g単位で寸分狂わず
シャモジですくえるそうです

 

ジュエリーの販売員だと
指を触るだけでサイズが分かるよう
職も極めてしまうととんでもない
スキルが身に付くものですね

 

そんな寸分狂わず盛る
ライスのように資産用のバーも
数ミリグラム単位で精製されます

 

 

曖昧はダメなインゴット

資産として用いられる
金(ゴールド)やプラチナの
インゴットは重さに忠実

なぜなら・・・
1g違うと数千円の
価値が変わるため

地金を扱う身としては
1/100gの単位で重量を
計る世界なのです

 

そのため、重量計にしても
1/100gの狂いや誤差が出ないよう
毎年校正に掛けた機器を
使って取り扱いを行ってます

そんな細かい金の世界ですが
田中貴金属工業製のバーは
若干多めに造られております

 

それはもし一部が欠けても
カバーできるため

 

純金は軟質性であるため
高い場所から落としたところで
割れることはありません

通常であれば欠けることはないけど
何かの拍子で表面が削れてしまい
僅からながら減ることはあります

 

とはいえ意図的に削らない限り
何グラムも減ってしまう
モノではありません

ちなみに金を買い取る際は
必ずこのように重量を
計りますがブランドによって
このように若干刻印表示より
少ないケースがあります

↑バー刻印は10gだが0.03g少ない

 

このように刻印よりも
少ないと買取価格が下がる
ことにも繋がります

精錬技術の低い企業の
ブランドだとこういった
ケースがたまにあるので
やはりブランドは重要なのです

 

世の中には金と同じような
比重の物質はほぼありません

もしもバーの重さを計って
1g以上の誤差があったら
偽物の可能性があります

 

重量の計測っていうのも
実は本物かどうかを判別する
重要な要素であるのです

 

 

 

本日はここまで。
ゴールド王子こと中岡英也でした。
(名前クリックでプロフィール表示)
May the Gold be with you. 

【本日(8/29)の貴金属価格】
 ゴールド:4,685円/g(-34)
 プラチナ:3,169円/g(-55)
 ※田中貴金属公表の税込小売価格
 ※市場休業のため、土日は同一価格

 

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