持ち主の運命を左右する伝票の宛名

739 Gold

仕事で必要なモノを買ったり
懇親会や交流会などでもらう
レシートや領収書

飲み会ではゆるい店もあるけど
最近では100均のお店や
文房具店、雑貨屋さんでは
厳しいところが増えました

…えっ、何がって？

それは宛名

お店としてはこの宛名がなくて
誰に売ったのか明確にしないと
もし税務調査などが入ったときに
指摘されることもあります

まだ数百円ならまだしも
数万円や何十万もする高額品だと
トラブルになりがちでなおさら

宛名を書くのは持ち主を
明確するというのもありますが
ある意味、お店側の防衛になる
行動でもあるのです

なので宛名が空欄だったり
「上様」といったような
誰だか特定できない領収書は
もしものときに困るのです

資産用の金の売買でも
昔はあったようですが、
高額になればなるほど
お店だけでなく持ち主にも
影響するケースがあるのです

金が注目されてない時期は…

密輸事件や盗難など
あまり良くない印象が
ついてしまった金（ゴールド）

資産用の金の取引自体は
30年以上日本で行われてますが
当時は今ほど金取引に
注目されていませんでした

そのために政府による
規制も緩かったのです

資産より貴金属という
モノを買う感覚だったので
今では考えられませんが

本人確認も不要

宛名の記入も不要

そんなときがあったのです
（今では名前を明記していただいてます）

当時は良かれと思っていても
持ち主が不明であると後々
それは困ることがあります

何がなのかというと
購入時の証明書として
認められないケースが
発生するかもしれないこと

インゴットである場合は
地金番号が購入伝票に
記載されので照合可能ですが
そういった証拠がないと
証明にならないこともあります

購入時の伝票が必要なのは
相続や贈与、確定申告など
税金が発生するとき

例え伝票があっても
宛名が上様と記載されてたり
解読不可能な文字だと
認められないこともあるのです

そして、購入時の伝票がないと
売却時の価格の5%で判断され
本来出てない利益が発生することで
支払う税金も増えてしまいます

ごく稀に無記名で
購入伝票を要望されますが
必ず名前の記入をお願いしてます

宛名を隠したところで
良いことはないのですから

本日はここまで。
ゴールド王子こと中岡英也でした。
（名前クリックでプロフィール表示）
May the Gold be with you. 

【本日(9/7)の貴金属価格】
　ゴールド：4,658円/g（-30）
　プラチナ：3,148円/g（-8）
　※田中貴金属公表の税込小売価格

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