ピンクパンダでも金の偽造は難しい！？

768 Gold

ピンクパンサーならぬ
ピンクパンダという団体が
ここ最近日本の宝飾業界を
賑わせております

パンダというくらいなので
どこの国の団体なのかは
恐らく予想がつくと思います

お察しの通り中国

世界を股にかけて窃盗を
繰り返しているピンクパンダは
7年以上前から活動していると
言われる男女の集団

基本的には年に数回行われる
宝飾業界のイベントに表れ
裕福な爆買い観光客を装いながら
品定めするふりをして行動

試着した時に偽物とすりかえ、
本物を盗んだまま
その場を立ち去るという手口

あらかじめ事前に模造品を
持ち込んだ上で会場に
入場して犯行に及ぶというもので
爆買いならぬ爆盗りと警察から
言われている始末

今年の1月、東京で行われた
国際宝飾展に行きましたが
その場もピンクパンダの犯行があり
1500万円相当の被害があったようです
（現行犯逮捕されたみたいですが…）

宝飾品の中でも地金ならば
プロや専門家の目に掛かれば
そこそこすぐに偽物かどうかの
区別はできますが宝石ってなると
なかなか機械でないと厳しいもの

人工の宝石製造技術が年々
向上しているのでこれからも
ピンクパンダによる犯行ってのは
増えるだろうと言われてます

金の鑑定は意外と簡単！？

宝石の中でもダイヤモンドは
製造技術が年々高まっており
人の眼やルーペを使ったとしても
なかなか本物かどうかを
見極めることが難しい宝石

1個当たりの値段が高い…
指先サイズの小ささ…
真偽の判断の難しさ…

といったように
見た目の輝きは美しいけど
盗難リスクが高いのが
ダイヤモンドの特徴です

そんなダイヤモンドに対して
重くなるほどかさばってしまうけど
比較的本物かどうかの
鑑別をしやすいのが

金（ゴールド）

です

金（ゴールド）は
水を1とすると19.32となる
比重の高い貴金属

そのため、サイズと重さの
バランスが他の物質とは
明らかに異なってきます

例えば何気ない500mlの
ペットボトルも中身が水だと
単純に重さは500gなので
簡単に片手で持つことができます

しかし、このペットボトルの
中身がもしも純金であったら
500gの19.32倍重くなるので
9660gとなり約10kgの鉄アレイと
ほぼ同じくらいになります

つまり

大きさの割に重いのです

そんな金は数g違うだけで
価格に大きく影響してしまうため
必ず刻印通りの重量であり
その誤差は

小数点第２位レベル

つまり、500gという刻印ならば
500.01gはあっても500.10gや
500.20gの重さのモノって
ほとんどありません

ピンクパンダでもさすがに
資産用の金（ゴールド）の
偽物を作るのは難しいことです

ピンクパンサーは対人で
リアルな世界での犯罪ですが
当然インターネットといった
対人でない取引の場合というのは
トラブルになりやすいです

以前僕もインターネットで
購入した偽物の指輪みたいに
言葉だけで信用してしまうと
痛い目を見ることになります

もし、どうしても純金バーや
金貨を店頭でないネットなどで
購入するのであれば重さが
正しいかどうかが重要です

可能であれば重量計に乗せられ
重さが表示されているところの
写真があるかどうかまで
チェックするのがオススメです

ま、もちろんできれば
信用できる専門店での購入が
ベストなんですけどね

本日はここまで。
ゴールド王子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

【本日(10/8)の貴金属価格】
　ゴールド：4,800円/g（-6）
　プラチナ：3,356円/g（+0）
　※田中貴金属公表の税込小売価格

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