ブランドによりインゴットの買取価格が異なる理由

772 Gold

日本では言わずと知れ
世界でも名前を轟かせまさに
自動車といえばこのメーカー
…なんて地位を築いたトヨタ

そのトヨタは車種も多いため
売っているお店も４種類に
分かれております

トヨタ
トヨタ カローラ
トヨペット
ネッツ

その４種類のお店が１つに
統一されるというニュースが
先日報道されました

僕は初めての自動車が
親戚からお古でいただいた
トヨタのカローラセダン

サービスキャンペーンや
車検などで持って行くたびに
お店が違うと言われて
追い返されたのを思い出します

結構ややこしかったのと
面倒くさかったのでこれが
解消できるのはいいかも
なんて思ってしまいました
（目的はそうではないようですが…）

今回トヨタが４つある販売店を
１つに統一する理由というのは
日本で販売している約60種類の
自動車を30種類に減らすため

トヨタの中ではいわゆる
お得意なカイゼンにちなんだ
方針転換なのかもしれませんね

社内は大変でしょうが
消費者にとっては修理とかで
どこに持って行っても良くなる
だろうからありがたいかも

新しく統合されたお店
そしてどういった自動車の
バリエーションが販売されるのか
楽しみなニュースでした
（ってトヨタユーザーじゃないけど）

そんなトヨタ車みたいに
どのお店へ持っていっても同じ
サービスが受けれると楽ですが
金の世界ではそうではありません

お店によって変わるお買取

資産用の金というのは
市場価格でベースが決まり
そこから為替やら手数料やらで
消費者向けの価格が決まります

なので一見どこのお店でも
値段は変わらないように思えて
実際は会社によって異なります

特に手数料

新聞やニュースで発表されている
1g当たりの金価格というのは
ほぼどこも同じ値段ですが
手数料の違いによってインゴットの
価格が店によって異なるのです

購入の時であればまだその
手数料だけで済むのですが
厄介なのはインゴットを
売却するときのお買い取り

お買い取りというのは
手数料も当然ながらお店によって
変わってくるのですが
それ以前にブランド次第で
買取価格が変わる場合があります

日本だけでなく世界中にある
純金バーを製造する地金商の数は
200以上にのぼります

そのためにお店によっては
販売しているブランドしか
買い取りしないケースが多いです

もしくは、取り扱いブランドより
価格を下げて買い取るお店がほとんど

田中貴金属工業の特約店である
ナカオカも同じ状況ではありますが
ウチの場合は販売ブランドと
同じ価格で買い取ることができる
取り扱いブランドの幅が広いのです

以下の基準を満たしたブランドなら
販売している田中貴金属工業製と
同じ値段でお買い取りしています

ブランドは違えど同じ純金だから
買取価格も一緒なら良いけども
実はそうでもありません

それはインゴットを製造する
企業によって品質が違うため

あってはいけないのですが
中には刻印通りの重量がなかったり
純度が満たせていなかった
…なんてブランドが実在した
歴史が過去にあったのです

インゴットは買い取りのたびに
溶解されるのですがその段階で
ちゃんと次回にも使える
金であるのか精査されます

そして、品質が悪いブランドの
インゴットとなると精査にも
時間が掛かり精製コストも
発生してしまうのです

そんな買取価格に差が出る基準が
先ほど挙げた内容なのです

本当はどのお店へ行っても
同じ金額で購入できて
同じ金額で売却できるのが
望ましい姿ではあります

しかし、ブランドで
品質が異なる以上は
トヨタのお店みたいに
統一するのは難しいのです

本日はここまで。
ゴールド王子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

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　ゴールド：4,798円/g（+96）
　プラチナ：3,364円/g（+59）
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