2020年4月度の金・プラチナ価格総括

1337 Gold

緊急事態宣言により
自粛休業する店舗が増え
外出する人もグッと減り
人通りの閑散した4月。

下旬にはこぞって地金商が
地金取引を休業したのもあり
ナカオカもなくなく休業。

電話やメールなどでの
問い合わせも多数頂き、
ご迷惑をお掛けしました。

現在も続いてはいますが
今回のコロナ騒動では
色んな資産の本性というか
弱みが出てきました。

株だけでなく原油、
そして不動産の暴落。

景気が悪く経済もロクに
まわってないので株価は
当然ながら暴落しました。

そんな株価の影響を
モロに受けた不動産も
売れない状況が続きに続き
価格が落ちるほどの状況。

原油は国間での問題はあれど
コロナによる自粛影響により
需要が一気に落ちて暴落。

そんな中でも
価格が上がり続ける
金（ゴールド）。

一瞬、暴落資産への
換金目的で下がりましたが
それでも値段はジワジワと
上がり続けました。

まさに有事の事態においても
価値が大きく下がらない
…という特質が浮き彫りに
なった瞬間でした。

経済指標はことごとく
悪い結果ではありましたが
経済活動再開の指針発表や
治験薬開発など経済再開への
期待感も徐々に出ている状況。

株や通貨、原油などが
暴落しては金が現金化され、
暴落が落ち着いたら金が買われ
…といったのが繰り返しされ
徐々に金価格は上がりました。

そんな高騰続きな金に対し、
プラチナ価格は停滞気味。

やはり先行き不安な時期に
買われるのは安全資産の金
ってのが露わになった月。

プラチナは先月安値を
マークしたこともありますが
なかなか値段に変動がなく
終わってしまいました。

特にこの4月というのは
新型コロナによる影響が
目に見えて明るみになった月。

特に金市場に影響するネタに
以下のようなことがありました。

・鉱山都市のロックダウン
・航空手段自粛による物流ストップ
・日本の地金商の取引停止

日本国内の緊急事態宣言も
5/6から延期となる可能性も
高い状況となっています。

状況が改善されない以上、
今後の見通しとしては
ここ数ヶ月の動きを
繰り返す感じになりそうです。

本日はここまで。
ゴールド王子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

【本日(5/1)の貴金属価格】
　ゴールド：6,457円/g（-64）
　プラチナ：3,037円/g（+1）
　※田中貴金属公表の税込小売価格

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