2020年6月度の金・プラチナ価格総括

1399 Gold

さて、2020年もいよいよ
半分が終わってしまいました。

2020年に入って
ここまでの話題ってなると
新型コロナウイルス一色。

世界的にはまだまだ
感染爆発中の国もあるし
他にインパクトのある
話題も少ないこともあって
どうしても目立ちます。

「新型コロナウイルスの～」
というセリフは当面の間
無くなることはなさそうです。

そんなワケで
新型コロナウイルスは
金（ゴールド）の業界にも
価格面で大きなインパクトを
残していきました。

1980年以降の高値、
未だ下がる見込みのない
金（ゴールド）の市場。

先日更新したブログで
2022年までは金価格が
大きく下がる可能性は低い
…と伝えました。

この記事のアクセス数が
他のより群を抜いて多く、
問い合わせの連絡であったり、
セミナーの依頼の声も
多数いただいております。

それだけ今後の動向に
注目されているのです。

ただ単純に金価格が
最高値を更新しただけなら
これほどまでに金が
注目されなかったでしょう。

しかし、最高値の更新が
何度かに渡って発生してるし
高値圏内に留まっている事態が
世間では深刻に見られてます。

有事の金と言われるように
何かあったら高くなる金。

そんな金が高い一方で
維持しているワケですから…

そして、金を横目に
暴落と上昇がコンスタントに
繰り返している株価。

今、世界は間違いなく
金に向いている状況です。

特に6月下旬は最高値の
更新日が続きました。

過去の金価格において
最高値をマークしたのは
1980年の6,495円/g。

当時は消費税導入前なので
税抜価格での話であれば
まだ更新されてはいません。

やはり前回のブログで伝えた
アメリカの２つの金融政策が
緩和されない限りグッと
相場が下がる見込みは低いのです。

そんな高騰を続ける
金に対してプラチナは
相変わらずの低価格圏内。

安すぎてまた下がるのか？
…という不安感からか、
弊社ではほとんどプラチナは
動いていない状況です。

ではありますが、
そんなプラチナも暗い話
ばかりではありません。

先日、Twitterにおいて、
こんなつぶやきがありました。

中国の自動車セクターのプラチナ需要は2021年まで大幅に増える予想。自動車生産は６月に入り、最初の20日間で前年比50%増。特に乗用車よりも商用車両が急激に伸び、販売台数は去年に比べわずか1%の減少。商用車両の販売台数の70%はディーゼル車。ディーゼル車ではプラチナが浄化触媒装置に使われている。 pic.twitter.com/7Ja3lNZxsF

— WPIC JAPAN (@wpicjapan) June 30, 2020

この情報はWPIC（※）という
プラチナの市場調査分析と
プラチナ投資のインサイトを
提供する国際機関によるもの。
※World Platinum Investment Council

事実に基づいた情報なので
プラチナ相場を予想するには
頼りになるネタってこと。
…だからといって100%価格に
影響するとは限りませんがね

工業製品用として認識が強い
プラチナは自動車産業の景気に
左右されやすい商品。

特にディーゼル車での触媒で
使われるためにディーゼル車の
製造販売傾向は要注意。

中国は特に人口が多く
自動車生産台数も比例するので
記事通りに動けば今年の後半は
プラチナ価格に期待できます。

今は特に底値圏内なので
資金的に余裕があるならば
購入しておいても良い
時期かもしれませんね。

本日はここまで。
ゴールド王子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

【本日(7/3)の貴金属価格】
　ゴールド：6,792円/g（+38）
　プラチナ：3,192円/g（-18）
　※田中貴金属公表の税込小売価格

【今週の逸品】
天然ダイヤモンドに沿って、斜めのカットデザインが入ったK18ホワイトゴールドの指輪。
ダイヤモンドと金の輝きが手元をさりげなく演出。女性・男性どちらでも愛用できるデザインです。

素材：K18WG、天然ダイヤモンド（0.2ct、15pcs）
詳細HP：https://nakaoka.official.ec/items/9914195

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