2021年1月度の金・プラチナ価格総括

更新日:

1612 Gold

 

2021年始まっての
金相場は7000円/g台から
スタートしました。

これまでの相場を見ると
金価格というのは年末年始に
上昇しやすい傾向にあります。

それは日本と違って、
アメリカやヨーロッパは
クリスマス休暇が長く
資金需要の都合によるため。

 

日本ではクリスマスと
年末年始のお休みは別物。

それにクリスマスも
特に休みってこともなく
年末年始の数日です。

ですが、アメリカや
ヨーロッパの場合には
クリスマス前から年末まで
長い休暇が発生します。

 

年末はボーナスなど
支払いが何かと多い時期で
資金が足りなくなる企業の
発生が増える傾向にあります。

すると企業はどんな
行動に出るのでしょうか?

経営者なら分かるでしょうが
金融機関へ借入することで
資金補填の行動に出ます。

 

こうやって借入が増えて
資金が必要とされる状況を
”資金需要が高い状態”
と言われています。

資金需要が高いというのは
お金が必要とされているので
金利は上昇する傾向です。

しかし、そんな状態は
いつまでも続くワケでは
決してありません。

 

そのあとはお金が必要なくなり
資金需要はすぐに低くなり
金利は減少傾向になります。

こうなると金利と
反比例の関係にある金相場が
上がりやすくなります。

 

年末年始に金相場が
上がりやすいというのは
資金需要が低くなることで
起きた結果でもあります。

今年の頭はまさに
そのいわれが実現した結果で
年始は高値をマークしました。

 

 

1月の相場動向

クリスマス需要の影響あってか
年始に7千円/g台を越えたものの
以降は徐々に下がりました。

この値段が下がった主な要因は
以下の2つによるもの。
①コロナワクチンの承認
②バイデン政権の経済対策期待感

 

 

とはいえ、コロナワクチンも
普及具合に遅れが生じており
収束状況も読めないため、
大きな動きがない状況。

新型コロナ感染状況
ワクチンの接種進捗、
そして追加経済対策の期待。

これらが交錯しているものの
どれも抜きんでたものがなく
硬直している感じです。

 

ただし、新型コロナの
変異株によって、未だに
ロックダウンしている国がある
ヨーロッパ地方は経済状況も
当然良いってこともなく…。

それは経済指標という
数値上でも明らかな状態。

その後押しによって
なかなか下がりきっていない
状況もあります。

 

特に自動車など工業目的の
需要が高いプラチナに関しては
そのヨーロッパの影響を受けており
金とは違う動きを見せてます↓↓

 

ちなみにプラチナは
2015年以降6年ぶりに
4千円/g台をマーク。

ヨーロッパが落ち着きを
見せない限りはなかなか相場も
落ちる様子はなさそうです。

 

よくお問い合わせで
プラチナの価格を聞かれますが
4千円/gである旨を伝えると
「また、下がるかね~」
…なんて聞かれます。

しばらくはヨーロッパの
感染状況とロックダウンなど
規制情報をチェックですね。

 

 

 

本日はここまで。
ゴールド王子こと中岡英也でした。
(名前クリックでプロフィール表示)
May the Gold be with you. 

【本日(2/2)の貴金属価格】
 ゴールド:6,942円/g(+21)
 プラチナ:4,198円/g(+80)
 ※田中貴金属公表の税込小売価格

 

【今週の逸品】
イタリアの老舗ブランドUNOAERRE(ウノアエレ)のピアス。
中が中空になっているため、見た目の割に軽く身に付けやすいデザインです。

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