2023年7月度の金・プラチナ価格総括

2543 Gold

今年も残すところ
後4か月ほどとなりました。

今年は色んな物の値段が
高くなった気がするのですが
中でも印象があったのは原油。

通勤途中で必ず目にする
ガソリンスタンドの看板、
法人価格の通達書で今年は
本当に高くなったのを実感。

特にガソリン補助金が
引き下げとなった6月からは
その引き上げ額もなかなか。

高速道路のサービスエリアでは
レギュラーでも200円/Lを
超える日を目にしたことも…。

段階的に無くなっている
ガソリン補助金が9月末には
全く無くなるので今後も
ガソリン価格が上がる予感。

…なんて言ってたら政府は
この補助金を継続するかも
ってことを検討している模様。

重複課税の制度の見直しが
根本な要因な気もするのですが
きっとここにテコ入れをする
つもりはないでしょう（笑）

そもそも原油自体の価格が
上がっている状態なので
補助金をアテにしない方が
いいところではあります。

が、OPECとOPECプラスの
原油減産計画が何とかならないと
こればっかりはどうにも
ならない問題ではあります。

残念ながらガソリン代が
まだ上がるという事実を
のむしかない状態です。

とはいえずっと上昇傾向の
原油価格も今月中旬頃より
久しぶりに下落に動いた日も。

その一因となってるのが
中国の景気後退。

恒大集団の件もあったように
現在の中国はバブルが崩壊しており、
不動産市場は悪化の一途。

そして。コロナ前の
景気回復にも至ってなく
一部の経済指標を隠す状況。

イケイケドンドンだった
中国の勢いがここまで
無くなっているのを見ると
原油以外への影響も何かしら
出てくるかもしれませんね。

思わぬ為替操作によって

日本の金価格はしばらく相場が
大きく動かない状況が続いてました。

瞬間的な動きはあったけど
7月もドル建て相場とドル円為替が
交錯しつつも通してみると大人しい月。

ドル建て相場においては
アメリカの経済指標に引かれて
景気の過熱感が反映された曲面も
あったけど、まだまだ材料は弱し。

雇用統計や消費者物価指数は
徐々に改善されているものの
まだまだ安心はできないといった
市場の気持ちが読み取れましたね。

月末には日銀金融政策会合で
長期金利の上限に関して、
市場動向次第では拡大する
…というサプライズ。

金利の操作をこれからは
柔軟に動かすということで
瞬間的な円高となりましたが
一瞬の出来事で見えない力の
操作感を感じたほど（笑）

グラフを見てみると
入力を間違ったのでは？
と思ってしまう落ちっぷり。

FOMCとほぼ同じ日に開催された
ECB（欧州中央銀行）の理事会。

プラチナはヨーロッパ―の
自動車需要にも関係するため
ECBの動向も無視できません。

ヨーロッパはアメリカよりも
現在の景気は下向き気味であり、
インフレも落ち着きを見せない
…という状況ではあります。

そんな中で行われたECB、
今回はインフレ抑制のために
政策金利を若干上げたものの
追加するかどうかは静観。

FOMCとECBの政策対応は
ほぼ同じようなものだが
アメリカとヨーロッパで
景気状況は別物。

そのため、プラチナは
ヨーロッパ景況に引っ張られつつ
という状況ではあります。

プラチナに関しては
5,000円/gを超えるかどうかで
購入に踏み切るか決めてる方が
多い状況ではあります。

6月まではあまり動きの
なかったプラチナではありますが
7月はインゴットにコインと
購入する人が増えてます。

ゴールドはなかなか高く
購入に踏み切れないので私は
積立のウェイトをプラチナ寄りに
変えてしまいましたね。

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
（名前クリックでプロフィール表示）
May the Gold be with you. 

【本日(8/24)の貴金属価格】
　ゴールド：9,874円/g（+24）
　プラチナ：4,882円/g（+12）
　※田中貴金属公表の税込小売価格

＜金運メッセージ付きゴールド開運純金名刺＞

無料見積もり

ナカオカのLINE＠登録し、
画像を送付頂ければ、
来店不要でお見積もりできます↓↓

メルマガ登録フォーム

登録は以下の画像をクリック↓↓