2024年は金利差が狭くなると言われていたが…

投稿日:

2822 Gold

 

長期金利の指標でもある
10年国債の利回りが
11年ぶりに1%。

アメリカの長期金利に
引っ張られそうで引っ張られない
そんな状況が続いていましたが
久しぶりに1%をマーク。

国債利回りの上昇というのは
債券価格の下落に繋がるため、
売りが先行したということ。

 

日本の長期金利というのは
短期と同様に政府が金利を
操作しているようなもの。

というのも10年国債を
売買することによって、
金利を動かしているため。

2016年に導入された
「長短金利操作付き量的・質的金融緩和政策」
の言葉の通りではあります。

 

そして、過去に開催された日銀の
政策金融決定会合においても
短期だけでなく長期金利に関する
方針を発表されています。

3月に金融政策を修正したものの
それまでは長期金利上限1.0%を
目途に10年国債の買い入れを実施と
公表されていました。

 

日銀はアメリカとの金利差を
できるだけ埋めるべく、
金融政策正常化の動きに
掛かっている模様。

買い入れを減額すると
政府が発表したのもあり、
そういう動きになることは
恐らく間違いないかと。

ただ、金利上昇により
国債の利払いも増えるので
慎重に動いているようですが
そういった見方なのです。

 

長期金利は住宅ローンや
企業借入金利の基準として
使われている指標。

金利が動いてくると
こういった影響があるので
ニュースでもこのネタが
報道される機会も増えます。

これからローンを組む方には
重要なことですからね。

 

 

今年は金利によって…

金利と言えば今年は
アメリカの政策金利が利下げを
行うと予想されていた年。

インフレも落ち着いてきて
経済指標が良好になればという
条件ではありますけれども
今年はさすがに利下げするだろう…と。

ただし、2024年に入って
毎月の指標や経済状況からすると
何とも微妙な気もしてきました。

 

昨年は春ごろと言われたが
それも先月開催されたFOMCでは
据え置きとなることが決定。

現状では微妙なところで一部では
年内も利下げをしないのでは?
…と噂されています。

 

日本国内の金価格は
ドル円為替が大きく関わるので
日本だけでなくアメリカの
金利も重要となってきます。

日本とアメリカで
金利差が広がってしまうと
高金利な方にお金が流れます。

現在はアメリカの金利が
高金利が維持している状況で
円安ドル高傾向が続いており、
輸入商品は不利な状況。

 

そのため、この数年で
円安の影響を大きく受けて
金価格も上昇しました。

なので、今後は日米の
金利差が狭まることによって
金価格も下落するのでは?
というのが昨年末の予想。

…だったのですけれども
金利差は全然できてない状況。

 

日本の金利も今後徐々に
上がっていくとのではないかと
思いますが日本の資産表において
積極的には上げれない状況。

となればアメリカの金利が
下がるのを待つしかないのですが
それもしばらくは期待が難しい状況。

金価格は金利だけで
決まるワケではありませんが、
価格決定の一要因。

 

ひとまずは6月に
開催されるFOMCで今年
どうなるのかが注目されてます。

当店のお客様もFOMCを
チェックする方は意外と多いのです。

 

 

 

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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