2024年4月度の金・プラチナ価格総括

更新日:

2801 Gold

 

毎月国連の機関である
IMF(国際通貨基金)の
レポートをチェックしてます。

ネット上では色んな情報が
散乱していることもあって
このサイトが一番分かりやすく
まとめられているんです。

 

IMFは国際通貨協力の強化、
貿易の拡大・経済成長の促進、
繁栄を損なう政策の抑制と
3つの目的達成を目指す機関。

世界の金融均衡を保つ
位置づけとしても動いており
為替の安定も任務のひとつ。

 

そのためにこの機関が
ゴールドを持っているのは
有名なお話。

アメリカ、ドイツに並び
世界第3位の保有量がある
国際機関ではあります。

 

そんなIMFが毎月
ウェブ出版物として
世界経済の見通しに関する
レポートを発信。

HPの最後の部分に
リンクが張ってありまして
情報収集のため読んでいます。

 

レポートを辿っていくと
まずは概要が述べられており
成長率の予測値、その根拠、
といった流れになってます。

予測値は翌年2025年まで
記載されているのですが
まぁ数字を見るとどこも
下がる予想となってます。

その理由となってるのが
生産性の伸び率の鈍化。

 

この生産性というのは
あらゆる業界におけるもので
労働力に直結するもの。

日本では言わずと知れた
少子高齢化社会ですが
これは日本以外の先進国も
抱えている課題ではあります。

一部の国では該当せずとも
世界的に見るとこの課題に
悩まされる国が多いということ。

 

姪っ子が4月から小学校に
通い始めたのですけれども
1学年のクラスは3組。

私が通っていた母校ですが
小学生時代は40人×6組と
だいぶ子供の数も減ったんだと
改めて実感した次第です。

 

 

4月度は最高値ラッシュ

そんな4月ですけれども
店頭は先月に続き売買取引が多く
ドタバタした月となりました。

月初にはイスラエルが
在シリアのイラン大使館を空爆、
イラン軍の高官の死者を出し、
中東リスクが一気に再燃。

市場は当然ながら反応し
ドル建て金相場は2,300ドル/ozを
軽く超えることによって
円建ても引っ張られて上伸。

 

アメリカの経済指標や
パウエルFRB議長発言で
若干下方に動くこともあれど
それらを飲み込む勢いで上昇。

中旬までは円建て相場も
最高値を日々更新する勢いで
値段が上がり続けました。

 

それ以降はアメリカの
利下げ後退によりドル高円安が
起こったことで続伸。

GWに入る4月末には
ドル円為替が1ドル160円に近づき
1か月を通して8円近く円安になり
円建て金相場の下支えとなった。

 

イスラエルとイランの衝突も
当初は危惧されていたものの
お互いにメリットがないため
徐々に有事モードも解除。

イスラエルとガザの衝突は
完全に意気消沈してはいませんが
ほとぼりが冷めたという感じ。

何に普及するのか分からないので
今回のようなことがこれからも
起こらないとは限りませんね。

 

 

プラチナもゴールドと同様
中東リスクに引っ張られて
中旬までは上昇傾向。

円安の影響もあったが
アメリカのGDPが予想よりも
下回ったことによる景気後退感により
大きく伸びることはなかった。

 

4月のプラチナはドル建てが
900ドル/oz台で安定していたため
円建てに関しても5,000円/g台を
ほぼ維持した月となった。

ドル建てで900ドル/ozが
ひとつの閾値となっている状況で
為替が読みにくいこともあって
最近は円建てよりドル建てで
判断する人も当店では多いです。

 

 

ちなみに4月はシルバーも
ゴールドに近い動きを見せて
高値を維持する動き。

プラチナよりシルバーの
問い合わせが多かったのも
頷けますね。

 

 

 

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
(名前クリックでプロフィール表示)
May the Gold be with you. 

【本日(5/8)の貴金属価格】
 ゴールド:12,739円/g(-18)
 プラチナ:5,441円/g(+135)
 ※田中貴金属公表の税込小売価格

<ノイズを消し去るピンキーリング>

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