2928 Gold
先週9月6日にアメリカ雇用統計が
発表されたのだが、今月は
特に注目されていた。
というのも8月に日本を始め
世界で株価が安くなったのもあり
その一因となった情報がまさに
雇用統計であるため。
中でも失業率は重視され
これが上がるか下がるかどうか
市場は注目していました。
失業率が高くなるってことは
雇用が必要ないってことで
景気悪化というイメージに
繋がりやすい情報。
FRBが経済指標に従い
政策金利の動向を決めた頃より
そのイメージも強まっており
毎回注目されている。
しかも、先月分までは
この失業率が上昇気味なので
余計注目されたワケです。
そんな失業率も0.1%だが
5か月ぶりの改善となったので
ひとまずはホッとしたところ。
まずは8月のような株価の
大暴落もなかったのですが
その影響もあり金価格は下落。
ドル建ても久しぶりに
2,500ドル/ozを下回り
円建て相場も大きく下がりました。
来週のFOMCではいよいよ
4年ぶりの利下げが行われる
予定ではあります。
今回の雇用統計の数値上
恐らく利下げが無しになる
なんてことはないでしょうが
なってみないと分からないもの。
なんせいつ何が起こるか
今の世界状況では分かった
ものではありませんからね。
株価は大きく動いた8月だが…
8月といえば投資家にとって
歴史的とも言える株価の大暴落が
あったのも記憶に新しいこと。
8月に発表されたアメリカの
雇用統計ではパッとした数字が出ず
それも相まって株価の暴落へと
繋がる結果となりました。
日本株が主な影響だったものの
海外の株価も落ちたことがあり
この件で離脱した投資家も…。
ゴールドに関しても多少は
相場に影響したけど暴落というほどの
落ち込みとまではいきませんでした。
ドル建てに関してもですが
円建てに関してもです。
ドル建ては瞬間的には
2,400ドル/ozを下回るもすぐ元へ。
中東情勢の激化を思わせる
イスラエル関連の懸念もあり、
またアメリカの先行き不透明感、
政策金利の利下げ見込み。
ゴールドにとってすれば
結構いい材料が揃っていたので
1ヵ月を通してみると大きな
変動もなく終わりました。
ドル円為替相場についても
8月頭に145円/ドルに落ちるも
すぐに戻るなど145円~150円の
レンジで動きました。
月末にはまた円高に動くも
ドル建て相場は2,500ドル/ozと
最高値へ動いたので結局のところ
円建て金相場は大きな動きを
見せずに終わりました。
私もいち投資家なので
8月は冷や冷やした月でしたが
ゴールドは暴落することなく。
安全資産の地位を守ったことで
改めてゴールドへの意識も
強まったかとは思います。
なお、プラチナに関しては
ドル円為替の影響を受けたような
動きとなった。
経済指標の影響を受け
暴落まではいかないものの
下落トレンド。
ドル建て相場は先月に続き
900~1,000ドル/ozのレンジだが
8月は950ドル/oz以下で動くことが
多かったようにも思えます。
アメリカの経済指標が出ては下げ、
ほとぼりが冷めては上げの
繰り返しといった感じとなりました。
ゴールドとプラチナの値段差が
拡がるばかりではありますね。
今月はFOMCも控えており
恐らく予想通り政策金利の利下げが
公言されるのではないかと思うところ。
何かしらの潜在有事が
勃発しない限りはドル円為替に
影響される相場となりそうです。
本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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