3681 Gold
愛知・名古屋でアジア大会が
開かれています。
9月19日に開幕して10月4日に
閉幕するのですが、それもあって
日曜劇場VIVANが2週休み。
楽しみな番組を見れないのは
ちょっとしたストレスでしたが
とはいえアジア大会での日本の活躍は
素晴らしいものでした。
日本は200個以上のメダルを
獲得し、日本記録を塗り替え。
その中でも200m平泳ぎでは
大橋信選手が世界新記録で優勝し、
ニュースで知って感動した次第。
テレビでは競泳ニッポン復活
という言葉も出ていましたが、
それを彷彿させる活躍でした。
今回のメダルはセラミックの円板を
何度も割ってはチェックを繰り返し、
自然に美しく見える形が出るまで
何度も試したそうです。
割れたかけらは、選手が
くぐってきた苦しい時間。
そのかけらが集まって、
ひとつの結晶になる…という意味が
込められていたのでした。
表彰台で選手が首にかけて、
ときどきかじってみせる
あの金メダル。
大会の公式サイトにその仕様が
きちんと書いてありました。
直径80mm、厚さ5mm、
重さは約265gでして素材は
純銀に1g以上の金めっきと。
265gの内、金は1gなので
ほとんどは純銀ということ。
そして金メダルと銀メダルは
中身が同じだったので違うのは
表面のメッキ分1gだけでした。
そして、メダルの材料にも
リサイクルメダルプロジェクトと
名づけられたものでした。
2025年4月から参加自治体が
携帯電話やスマートフォン、
パソコンなどの小型家電を回収し、
取り出した金属をメダルに使う。
こうしたプロジェクトは
ここ最近、よく見るもの。
ちなみに今回必要な量として
示されていたのは、金1.85kg、
銀976kg、銅518kg。
金が1.85kgに対して、
銀は976kgだったので今回の
メダルの主役は金でなく
銀だったのでした。
金色の物の正体
今回のメダルを素材だけで、
値段をつけてみます。
メダルは売り物ではないので、
あくまで頭の中の計算です。
田中貴金属工業が2026年9月25日に
公表した店頭小売価格によると
金が24,200円/g、銀が373.23円/gでした。
金メダルの素材の内訳はというと
金1gと銀264gなので合わせると
約12万3千円程度です。
ただ、金メダルの素材の
9割は銀だったのでもしこれが
全て純金であれば約641万円。
何百枚とメダルを配る大会では
とても用意できません。
だから金でメッキすることで
予算を抑えてメダルを作るのは
ある意味、合理的な判断です。
かといってこうした大会でもらう
金メダルというのは価値が素材でなく
その日その場所に立った成績の事実に
付いているので選手にとっては、
何にも替えられない大切な物。
ただ、これが家にある
金色のものとなってくると
そうはいきません。
記念品のメダル、トロフィー、
金杯、カフスやネクタイピン、金
アクセサリー/ジュエリー。
こういうものは、込められた
価値が家族の外に伝わらない分、
どうしても素材で見られます。
そして素材で見られた瞬間、
金メダルの素材と同じ構造となり
金でできているのか?
それとも、金で包まれているのか?
が重要となってきます。
で、その手がかりと
なってくるのが刻印です。
K24、K18、999.9のように
金の品位があれば中まで金ですが
GP、GEPなどはめっき、GFは金張り、
どちらも金で包んだ別の金属です。
店頭で査定する際によく聞くのが
”これ結構重いし、K18とあるから
たぶん金だと思います”という言葉。
ただ、重さだけでは中身を
知ることはできません。
この度の金メダルも265gですが
その情報だけでは金が1gしかない
っていうのは分かりません。
それに、K18という刻印が
あったとしても後ろのGPやGFなど
メッキの情報があれば金は
あくまで表面だけのものとなります。
ただ、金で包まれたものが
全て値段がゼロとは限りません。
金メダルがそうだったように
中身が銀なら、銀として値段が
つくことがあります。
たとえば、金色のメダルや
ジュエリーに、金の刻印はないけれど、
SV925やSILVERとあることがあります。
銀に金めっきをしたもので、
金としては見られませんが、
銀のグラム数では見られるのです。
反対に、中身が真鍮や銅なら、
金属としての価値はほぼ無し。
トロフィーや記念メダルは
この傾向が多いです。
金色のものは表面ではなく
中身によって価値が決まります。
で、それを知識のない素人が
見極めるのは至難の業。
刻印が見つからない、
読めないというときは、
店で測るのが確実なのです。
さて、アジア大会もいよいよ
終わりますが、楽しみにしていた
VIVANTが再開です(笑)
本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
(名前クリックでプロフィール表示)
May the Gold be with you.
【本日(10/3)の貴金属価格(9:30価格)】
ゴールド:23,402円/g(-182)
プラチナ:9,766円/g(-150)
※田中貴金属公表の税込小売価格
※2025.7.1より14:00にも価格が公表されます(平日のみ)
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