3290 Gold
名目国内総生産(GDP)ですが
2023年に日本はドイツに抜かれて
世界4位に転落している状態。
そして、2024年度の名目GDPも
IMFから公表されていましたが
その差は拡がってきており、日本は
ドイツと約6300億ドルの差。
この数字が表しているのは
企業の付加価値ということなので、
ドイツよりも低いということ。
ただ、この結果は致し方ないとして
日本に問題があるのは名目GDPがほぼ
上がっておらず横這いである状況。
ものづくり大国としての
威厳も無くなりつつある状況と
言っても過言ではないかと。
この数字はドル建てなので
もちろんドル換算の影響によって
結果が悪くなってるかもしれません。
ただ、それはあくまでも
レート換算上の副次的な原因であり
本質的なものではありません。
では何が問題なのかというと
単純にドイツの経済成長が
日本よりも優れているということ。
1990年の時点での名目GDPは、
ドイツの約1.6倍ほどあったけども
徐々に差が縮まり、ついには逆転。
その間にドイツは労働市場改革を
積極的に行ってきました。
経済連携協定を拡大したり、
法人税率を引き下げるなどして、
とにかく国内の競争力を高めました。
しかし、日本はずっとデフレが続き、
特にこれといった政策をしなかったため、
企業の海外流出を加速させる状況を
作り出してしまったということ。
ちなみに日本の下に構える
インドもそんなに数値上の差はなし。
早ければ今年にはインドに抜かれ、
日本は5位へと更に転落する可能性も
あるということです。
インドの人口は中国を抜いて
世界一となったのですが、
経済規模の拡大が続いています。
少子化が進行し、労働力不足、
そんな中で名目GDPを良くするには
目の前の政策だけでは実現が困難。
もちろん企業努力もあっての
名目GDPなので中小企業といえ
当社も頑張らなくては…。
経済力の停滞が意味するものは…
経済力が低下するということは、
その国の通貨の信頼性にも行く行くは
影響を与える可能性があるということ。
確かにドル建てでの計算でしたが、
本質的にはドイツが行ってきたような
労働市場改革や競争力強化を
怠ってきた結果でもあるので…。
先ほどお伝えしたように
第4位のインドに抜かれても
おかしくない状況にある今、
お金の信頼性という点では
一抹の不安を感じるもの。
いかに、円がドルやユーロに
並ぶ通貨であるとは言えです。
だからこそ、資産運用において
日本円だけに依存するリスクとは
向き合う必要があります。
デフレが続く中で海外流出が加速し、
少子化による労働力不足もいよいよ
本格的に深刻化してきた現状。
円資産のみでの資産保全には
限界があるのではないかと思います。
保険でも円建てのみならず
外貨建てでの運用商品が増えたように
今の時代円だけの資産と言うのは
時代遅れってことです。
ではどの国の通貨が良いのか?
という話になるかと思います。
分散という意味ではドルや
ユーロなどバラバラにしておいても
悪くはないかと思います。
ただ、無国籍通貨である
ゴールドの存在も忘れては
いけないかと思います。
ゴールドは鉱物資源なので
一見通貨とは思えないでしょう。
しかし、かつて金本位制度や
金貨、小判でやりとりされていたように
お金の代替資産として使われた数千年の
歴史がゴールドにはあります。
各国中央銀行が外貨資産で
ゴールドを持っているように
ゴールドはどの国にも属さない
第三の通貨ということ。
どこの外貨に投資すれば
良いか分からない…。
そういうことならば
ゴールドという外貨への投資も
決して悪くないかと思います。
本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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