アッセイヤーマークとメルターマークが入ったインゴット

投稿日:

2145 Gold

 

金価格が高値圏内で
停滞してるのもありまだまだ
買取の多い日が続いてます。

その中でも昔のインゴットを
お持ちのケースがほとんどですが
先日珍しいインゴットを
買取させていただきました。

 

そのインゴットというのが
ブランド自体はよくみる
SBC(Swiss Bank Corporation)。

ただ、そのブランド以外にも
他の刻印が2つもありました。

ブランド刻印以外でたまに
メタロー社のアッセイヤーズマークは
見ることがあるのですがそれ以外の
刻印が入っていたのです。

 

このようにブランド以外の
アッセイヤーマークが入る
ってことは代理で精錬されたり、
品位検定された際の証。

そのため、インゴットの
上部に刻印されるブランドより
アッセイヤーズマークにて
買取時は判断します。

それが今回2つあったので
かなり珍しいインゴットだった
ということなのです。

 

ちなみにメタロー社の
アッセイヤーマークがある場合
買取価格が下がってしまいます。

では今回どうだったかというと
メタロー社の刻印ではないもので
LBMAの認定ブランド。

なので買取価格が下がることなく
引き取ることができました。

 

ブランド刻印とは別に
入ることがあるアッセイヤーマーク。

もしも、インゴット上部の
ブランド以外に見慣れない刻印が
入っていた場合は値段に影響する
…という可能性があるってことです。

 

 

刻印がひとつしかない理由

インゴットに刻印される
ブランドですが大きく
2種類に分かれています。

先ほどのアッセイヤーマークと
もうひとつはメルターズマーク。

英語で表すとASSAYERと
MELTERとなるのですが、
前者は分析で後者は精錬。

 

今回お預かりしたインゴットは
SBCのブランドではあったのですが
恐らく外部地金商へ委託して
作られた物かと思います。

とはいえ、その精錬と分析を
行ったブランド刻印の地金商は
LBMAの認証ブランドであり
世界的に有名な会社でした。
(フランスのエンゲルハード・クラル)

 

インゴットの上部に刻印される
ブランドというのは金地金を
精錬した業者の商標登録マークです。

この登録マークは必ず刻印され、
このひとつのブランド刻印のみで
インゴットが作られるケースがほとんど。

これはつまり、自社のみで
精錬から分析できるということ
その証であるということです。

 

今回はその商標登録マークが
SBCという有名企業だったのですが
もしも、この商標登録マークが
知名度のない業者だとどうなるのか?

 

これは、その知名度の低い
ブランド刻印ひとつだけであれば
買取ができないこともありますし、
分析のために預かった上で買取、
…というケースになります。

しかし、今回のインゴットのように
知名度のある地金商の分析者マーク
(アッセイヤーマーク)があれば、
そちらを信用し、買取がスムーズに
できる可能性が高まります。

メルターマークとアッセイヤーマークは
インゴットにとって重要な刻印なので
要注意な情報ってことです。

 

ちなみに知名度と言うのは
LBMA認証企業であることに
該当するので認識ください。

 

 

 

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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