849 Gold
先日、東京の銀座にある
田中貴金属工業の直営店
GINZA TANAKAでみた
金色に輝くクリスマスツリー
以前のブログにも
出した写真なのですが
このクリスマスツリー、
ちゃんと見ました?
アップして拡大すると
分かるのですがよく見ると
これってシンバルでできた
クリスマスツリー
遠目だは分かりにくいけども
アップにした写真を
みてみると一目瞭然
木の幹には骨組みとして
ドラムハードウェアを使って
60枚のシンバルを
葉のように飾られているんです
通常シンバルは楽器なので
バシバシ叩かれることもあり
表面はあまり加工されませんが
ツリーに使われたシンバルは
鏡面加工でピッカピカ
そのおかげもあって、
クリスマスツリーも遠目だと
黄金色に輝いて見えたんです
銀座をブラブラしていると
お店によって様々な独特な
デザインのクリスマスツリーが
飾られていました
こうやってツリーを眺めるだけでも
結構歩いてて楽しいもんですね
目的により異なる金製品の作り方
田中貴金属に飾られていた
金色のクリスマスツリー
シンバルが葉に見立てられて
組み立てられていたワケですが
このピッカピカのシンバルは
資産用の金(ゴールド)と
同じ製造方法でできています
金製品にはそもそも
2通りの製造方法があり、
これはシンバルも同様です
そのふたつの製造方法とは
鋳造と鍛造
クリスマスツリーに使われていた
シンバルや資産用バー・コインは
溶かした金属を型枠に流し込み
冷やすことで作られる鋳造
ちなみにシンバルによっても
鋳造ではなく鍛造により
作られることもあります
鍛造というのは鋳造した後に
コツコツ叩くことによって
硬さを出しながら作る製法
資産用の金はないけど
御鈴などの工芸品では
この鍛造によって作られます
資産用の金(ゴールド)が
鋳造製法で作られるのには
きちんと理由があります
それは
鍛造だと工数が掛かる
鋳造で可能な細かな装飾
金(ゴールド)は日々値段が
変わる相場変動商品であるため
取引も最低限の手数料しか取らず
売買が繰り返し行われます
鍛造では職人の手が必要で
人件費であったり輸送費など
コストが更に掛かってきます
また、硬さでいうと
鍛造に軍配が上がりますが
細かなデザインを作れません
資産用の金製品に
細かな装飾はそこまで
必要な要素ではありません
しかし、商品によっては
造幣局で製造されるコインのように
デザインやモノ自体が
ブランドとなることもあります
そういった場合には
細かな装飾ができる鋳造の方が
向いているのです
ちなみにナカオカで販売している
ウィーン金貨もこのように作られます↓↓
そして、冷やして固める
単純に見える鋳造製法ですが
空気や塵などを入れずに
作るには技術が必要です
資産用の金は純度が命で
微量の空気が時と場合により
純度を下げることもあります
単純な作業に見えて
品質管理はきちんとしている
資産用の金(ゴールド)
しかし、それは地金商の
技術によって様々です
もしも資産用の金を買うなら…
技術があり、
高品質なブランド
長い歴史があり、世界的にも
認められた地金商を選ばないと
売却価格に影響することもあります
高価なものだからこそ
値段ではなく品質で持つことが
金の資産形成で重要なのです
本日はここまで。
ゴールド王子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you.
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