政権が不安定な国にお金が入らないのは当たり前

2977 Gold

イスラエルが先日イランに
報復と思われる攻撃を実施。

軍事施設に精密攻撃を
実施したと発表。

先月1日にイランが
イスラエルに弾道ミサイルを
放ったことへの反撃行動。

イスラエルは一度決めたら
まずやめないのはこれまでの
行動を見てきても明らか。

そのため、イランによる
攻撃に対する措置についても
必ず行動に起こすのは
目に見えており時期の問題。

各施設や石油関連施設への
攻撃は控えられたようではあるが
以前緊迫した状況です。

この攻撃が行なわれる前に
イランのペゼシュキアン大統領は
ロシアのカザンで行われた
BRICSの首脳会議へ参加。

イスラエルやガザ、レバノンの
情勢について演説を行っており、
それを刺激した可能性もあると
見られてはいました。

イランといえばイスラエルへの
支援を続けているアメリカとは
昔から犬猿の仲ではあります。

欧米などの新興国と
対立を成しそうな存在である
BRICS側へといったということ。

そちらへ付いた方が
イランとしてもメリットがあるので
そうなってもおかしくはない話。

8月にBRICSへ加盟して
貿易や経済的な協力関係の
構築を求めているイラン。

ますますイスラエルや
アメリカと関係性が悪化するような
気もするところではあります。

イランもイスラエルも
基本的にやられたらやり返すので
中東リスクの段階がまだ上がった
そんなイスラエルの報復でした。

与党惨敗で不安定な日本

先週末、衆議院選挙が
行われましたが、皆様ご存知の通り
与党は惨敗という結果。

ということなので、
これは日本国内から見ても
海外勢から見ても日本がとても
不安定な最中という判断。

そうなると日本には
海外からお金が入って来づらい
状況となりやすくなるもの。

そのせいかここのところ
日中は値動きが激しいモメンタムな
相場が続いてはおります。

これは株もですが
為替の影響を受けてしまう
円建ての金相場もです。

石破総裁が誕生した際は
円高に動いたもののこの度の
衆議院選では円安に動いたため
金相場は最高値を更新。

政権への不透明感だけでなく
日銀の利上げが控えめになるのでは？
という憶測から円が売られた
結果ということです。

こうなってしまうと
ほとぼりが冷めるには
時間の解決しかありません。

最高値を更新してますが
店頭では購入する方が多い状況。

そういったお客様からは
”今後値段が下がることあるかね？”
なんて質問をいただくことがあります。

ドル建ての金相場に関しては
中東情勢のリスクが高まっており
為替に関しては政権不透明による
円安傾向にあります。

現状では円建ての金相場が
下がるような要因があまりなく
大きな下げはなさそうではあります。

もちろん明日何が起こるかなんて
分からないので、どうなるかは
予測が難しいのは前提ですが
買い時が本当に難しいですね。

だからこそ、四の五の考えず
買えるときに購入しておいて
あとは黙って見守る。

現物資産であるゴールドは
それぐらいどっしりとした方が
良い商品ではありますね。

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

【本日(10/31)の貴金属価格】
　ゴールド：15,162円/g（+58）
　プラチナ：5,533円/g（-228）
　※田中貴金属公表の税込小売価格

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