2103 Gold
先日ご来店されたお客様から
こんな話を聞きました。
米国借金時計を見るのが
毎日の楽しみなんじゃ~
…とのこと。
この米国借金時計、
私は初めて聞いた言葉ですが
どうやらアメリカのニューヨーク
マンハッタンに設置されてる時計。
1989年に設置されたもので
名前の通り国債などの国の借金が
どれぐらいあるかを表す掲示板。
国の財政に対してもっと
興味を持ってもらいつつも
議員は緊張感を持って国政に
…という意味合いで設置された様子。
ちなみに日本にはこういった
借金時計は設置されてません。
ただ、インターネットでは
公開されているのでカンタンに
情報を把握することはできます。
かつて破綻したことのある
夕張市のホームページにも
同市の借金時計が表示されてます。
日本は借金が増え続けてますが
夕張市は財政再生団体であり
再生振替特例債というのがあります。
この返済額が大きいので
夕張市の借金時計は徐々に
減り続けてカウントされてます。
ではなぜ冒頭のお客様が
この借金時計を見ているのか?
”借金が増えれば増えるほど
国として危なくなるから、その増減で
金の売買を判断してるんだよ”
借金は国としては当然、
私たちに置き換えても増えるほど
やばいというのは誰でも
認識できることです。
この借金時計で日本のは
刻一刻と増えていっており
国民一人当たり1260万円。
私が中学生だった頃はたしか
ニュースで報道されてたのが
1人当たり200万円ほどだった
記憶があるんですよね。
日本はこの借金が世界でも
トップクラスに多い状況なので
ぜひ国会議事堂に置くなりして
数字を意識した政治を
お願いしたい限りです。
借金が多い国のリスク
日本の借金は世界でも
トップクラス並なのですが
それでも当然ながら日本を
上回る国があります。
それは世界No.1の
大国であるアメリカ。
そんな、国の借金ですが
これは国債とも言われてます。
この国債は国が発行する
債券なので信用力が強いのですが
この債券にも利子がつきます。
長期に短期にとそれぞれ
利子があり、政府が国債の売買や
景気などでこの金利を決めます。
一般的にこの国債は
たくさん発行され続けると
購入する人が減ります。
ただ、そうなってしまうと
発行側は資金がなくなるので
金利を上げることによって
購入する人を増やそうとします。
で、ここ最近アメリカは
コロナ禍に行った金融政策を
緩和しているので金利を
上げてきております。
そんなアメリカに対して
日本は積極的な金融政策の緩和を
行っていないので金利がアメリカと
乖離している状況となってます。
ここ最近のドル円為替は
また若干の円安気味ですが
これは金利の乖離によって
日本への不安感が起こしたもの。
単純な国の借金量となると
日本よりアメリカの方が遥かに
大きい状況ではあります。
ただ、その借金規模を
GDP比で比較してしまうと
日本の方が断然上です。
GDPは国内生産された物や
サービスの総額を示す数値で
この数値に比例して経済規模と
借金の返済能力が高まります。
そんなGDPの倍以上の
借金がある状況が続いているため
昔から日本は破綻する…なんて
話が出てきておりました。
昨今の円安というのは
こういった日本の先行き不安感が
強まっている表れでもあります。
今週に入ってからまた一段と
円安傾向が強まってきました。
落ち着いてたと思ってましたが
円建て金相場は為替の影響を
受けやすく動きの幅も大きいですね。
本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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