米中貿易摩擦が起こると金価格はどうなる（中国サイド編）

1922 Gold

中国のテニスプレイヤーが
自国の元副首相との関係を
告白した件が発展。

女子テニス協会（WTA）が
中国開催を凍結するという
事態にまでなってしまいました。

中国といえば何かと
都合の悪いことがあると
もみ消すなど強硬姿勢を
崩さない国でもあります。

ウイグル自治区での
人権問題などが理由により
外交ボイコットされてるのも
そんな国柄のせいということ。

ですが今回は国と国でなく、
スポーツ団体が決めたことですが
テニスプレイヤーの安否を
気遣った上でとった判断。

WTAは中国開催が無くなると
莫大な収益を失うことになるけど
それでもこういった対応をするのは
お金でなく人権を選んだという
ひとつの結果ってことです。

ちなみに国際オリンピック委員会
IOCはというとテレビ電話で話して
無事を確認できたから大丈夫！
…とWTAとは異なる判断。

今回の問題を認めていない
中国政府を加担するような
立場となってしまいました。

メディアに公開されたのは
動画ではなく写真だけであり
声なども分からないという
状況だと信用したいとしても
できないのが正直なところ。

来年2月に北京五輪があるけど
スポーツの政治問題化に断固反対！
…という抗議しかない中国。

このままオリンピックを
開催することができるのか？

もはやスポーツだけの
話ではなくなってきてますね。

中国にリスクがあると…

米中貿易摩擦が激化すると
金価格が上がる可能性が高まる
…というのはなぜですか？

なんて先日の接客で
聞かれることがありました。

よくアメリカ側で見た場合の
考察はネットにあるのですが
中国側としても金価格に
影響する要因があるのです。

今回は中国側にフォーカスして
お伝えしようかと思います。

中国は自国通貨である元と
金（ゴールド）が好きな国。

これは中国の高官は
自国を守るために元を選び
金のジュエリーや置物が好きな
国民が金を選ぶためにできた風習。

貿易摩擦前から中国は
元と金を買い貯めてきており
資産状況にも反映されてました。

なぜ自国通貨を選ぶかというと
アメリカドルはライバル視しており
持ちたくないのもありますが
他国の景気に左右される通貨を
持ちたくないというのも背景でした。

そのため、ドルはもちろんのこと
日本円やユーロなど世界的には
流通量の多い貨幣も持たないようにし
自国通貨に集中してきているワケです。

金を保有しているのも
そういった外部要因からの
影響を受けにくいのが背景です。

ではそんな状況であって
米中貿易摩擦が起きると
どうなるでしょうか？

そうなるとますますドルを持たず
金を持っておくという動向に
なりやすいということ。

中国は自国で産出した金も
ほぼ外に手放さず保有してるように
購入した金はよほどでないと
売らないようにしている国。

買っても手放さないってことは
自ずと金価格は上がるということで
摩擦が増えるとその傾向が強まり
相場に影響するということです。

米中貿易摩擦はアメリカの
経済的な指標も重要ではあれど
金大国である中国側の側面も
これから重要となるかもしれません。

もしこの中国が個人投資家並なら
こんなことはないけど今や経済発展し
無視できない存在ですからね。

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
（名前クリックでプロフィール表示）
May the Gold be with you. 

【本日(12/10)の貴金属価格】
　ゴールド：7,199円/g（-46）
　プラチナ：3,894円/g（-80）
　※田中貴金属公表の税込小売価格

【今週の逸品】
コンテクストカットのブルートパーズに３つのダイヤモンドがセットされたネックレス。
ブルートパーズを覗くと小宇宙のような世界が拡がり、遠くからでも近くからでも見て楽しめるジュエリーです。

素材：K18WG、ブルートパーズ、天然ダイヤモンド
詳細：https://nakaoka.official.ec/items/56346500

無料見積もり

ナカオカのLINE＠登録し、
画像を送付頂ければ、
来店不要でお見積もりできます↓↓

メルマガ登録フォーム

登録は以下の画像をクリック↓↓