1795 Gold
何回か貴金属の買取で
弊社を使っていただいている
お客様よりとあるものを
買い取ってくれないか?
…と相談されました。
それは何かというと
金やプラチナ等の貴金属と
全く違う代物だったのです。
お客様のお父さんの遺品が
倉庫にそのまま残っていたようで
何とかならないかってことで
お持ちになりました。
で、それが何かというと
像の牙、いわゆる象牙。
ワシントン条約によって
現在では象牙の国際取引は
禁止されており厳しい
規制が張られている商品。
それでも密猟や密輸が
行われている地域もあり
物次第では高値となります。
弊社では工芸品も当然ながら
買い取りますがあくまでも
対象材料は貴金属のみです。
しかし、いつもお世話に
なっている方だったのと
どうしても…ってことで知り合いを
探ってみるも中々見つからず。
大昔には弊社で象牙を使った
ネックレスも扱ってたようですが
動物保護法の絡みで業界でも
見なくなってきた商品。
それがましてや置物の
象牙なのでなおさら扱う会社も
少なくないのかもしれません。
知り合いに聞いても日本で
象牙は高値で引き取られないし、
更に何か許可がいるようで
買い取ってくれる業者も
あまりいないようでした。
インターネットで探すと
いくつかサイトに出てくるも
お客様はあまりネットの情報を
ましてや広告で引っ掛かるサイトは
信用されてないようでNG。
ひとまず知り合いの買取業者に
象牙を買い取ってくれる業者がないか
しばらく時間をいただいて
調べるってことになりました。
象牙と金(ゴールド)…
そんな象牙と言えば大きく
2種類の商品があるのですが
単純に像の牙をそのまま残したのと
工芸品などに加工したもの。
加工したら置物としての
付加価値があるけど牙のままだと
基本的に重さに比例して
価値が値付けされます。
なんだか金(ゴールド)の世界と
査定の感覚としては似てますね。
なぜならば金(ゴールド)も
一枚板であるインゴットは
重さによって価値が比例するため。
象牙と同様に重くなればなるほど
価値が高まる金(ゴールド)。
ただし、象牙の場合
原形をとどめた1本牙となると
国際希少野生動植物種登録票が必要で
それがないと売却できません。
条件次第ではその登録票も
あとで取得できるようですが
何かと書類が必要なのはネック。
その点では金(ゴールド)だと
登録票であったり購入時の証明も
不要なので気が楽なところ。
現物さえあれば売却可能で
あとは古物風営法上必要となる
本人確認書類があればすぐに
換金可能な商品でもあります。
(どんな物でも換金売却する際は必要です)
ちなみにお客様の言うまま
象牙だと思っていたのですが
なんで黒いのかな~と思ったら
やはり象牙でなく水牛の角でした。
象牙の割にはなんだか
色が変だよな〜とは思ってましたが…
ちなみに水牛の角は象牙よりも
更にお金になりにくいようです…。
本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you.
【本日(8/5)の貴金属価格】
ゴールド:7,085円/g(+38)
プラチナ:4,067円/g(-80)
※田中貴金属公表の税込小売価格
【今週の逸品】
月型モチーフをあしらったピンクゴールドのペンダントネックレス。
散りばめられたメレダイヤが夜中の三日月のような輝きを演出するオシャレアイテムです。
素材:K18PG、天然ダイヤモンド(合計0.51ct)
詳細:https://www.mercari.com/jp/items/m79443524915/
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