金製品も長く使えばアンティーク風!?

投稿日:

2619 Gold

 

ジュエリーの修理に関して
お問い合わせをいただきました。

その内容というのは2本の
ペンダントネックレスがあり
それぞれに付いてるチェーンを
入れ替えるというもの。

 

そのペンダントネックレスは
某ハイブランドの商品でしたが
直営店でお願いしたところ
案の定断られたようです。

まぁチェーンだけとはいえ
最初の商品とデザインが変わるので
直営店なら普通断るでしょう。

 

ということで預かった
ネックレスですが片方は18金、
もう一方の素材はメッキ品。

それだけなら良かったけど
ペンダントのデザインの違いで
チェーンとの接着部分が異なるもの。

最初はメッキ品のパーツの
調達ができるかどうか不安でしたが
ちょうど良いサイズのパーツがあり
要望通りの対応ができました。

 

ちなみになぜチェーンを
入れ替えたいのか聞いたところ
色味という見た目での問題。

どちらもペンダントトップは
メッキ品だったのですが、
チェーンに関しては片方が18金。

18金のチェーンだと見た目が
キラキラと輝きすぎてしまうので
ペンダントに合わない…というのが
付け替えの理由でした。

 

ペンダントに関しては
どちらもメッキ品だったので
若干濁りのある金色。

いつも付けてるペンダントに
ついていたのは18金のチェーンで
メッキとの組み合わせに違和感があり
アンバランスだったのです。

 

メッキだったペンダントも
恐らく購入当時はきっと
キラキラ輝いてたのでしょうが
時間が経過するとどうしても
輝きも落ちてきます。

ただ、そういった落ち着いた
輝きが好きな方もいるワケで
見た目に関しては好みの問題。

ただ、メッキのペンダントに
18金のチェーンというのは
珍しい組み合わせだなぁ
…と感じた次第ですね。

 

 

ゴールドに見えない金製品

金製品は当然ながら
金色に見えるものですが
純度で色味が異なります。

純度が高くなるほど
ゴールドの含有量が多いので
鈍い黄金色になり、純度が下がると
黄色っぽくなっていきます。

こういった金色の色味ですが
時間が経過することによって
ドンドン差が出てくるもの。

 

というのも純度が低いと
それだけゴールド以外の金属の
含有量が増えるということ。

で、そういった金属は
時間の経過によって変色したり
経年劣化するものなので
使ってるうちに色味も変わります。

最初は薄い黄色っぽい金色も
どんどん色味が濃くなっていき
場所によっては酸化によって
黒ずみなどもできてしまいます。

 

だた、そうした色味も
今回のお客様のように一部の方には
人気なものではあります。

なぜならば、そのような
ちょっと茶色がかった金色は
アンティーク風としても
人気がある色味であるため。

 

アンティークジュエリーは
基本的に作られてから100年以上が
経過したものを指します。

骨董的な価値もあるので
なかなかそうしたものを探すと
高価なものが多いのですが
経年劣化により若干色味が
変わったものに近いもの。

なので、アンティーク風として
経年劣化したものでも愛用する方が
いらっしゃるワケです。

 

ゴールドが含まれている以上、
価値が無くなることはありません。

経年劣化したものでも
アンティーク風のように見方次第で
メリットと受け取れることも。

普段、インゴットや金貨など
貴金属現物資産は長期運用を
推奨していますがジュエリーも
長く付き合うには適した
アイテムではありますね。

 

 

 

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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