見た目よし！メンテナンスよし！資産性よし！

2447 Gold

長年愛用している腕時計の
バンドを交換してほしいとのことで
SEIKOの時計を預かりました。

かなり古いモデルでして、
現在は廃版となっているもの。

LOAD MARVEL（ロードマーベル）
というモデルでして、1960年代に
発売されたアンティークウォッチ。

今ではSEIKOの高級ブランドに
GRAND SEIKOがありますが、
このロードマーベルはその
礎となったモデルでもあります。

というのもGRAND SEIKOが
発売されるまではLOAD MARVELが
SEIKOの中での最高モデル。

文字盤には36000という
数字が刻印されていましたが
これは1時間で36000振動を
起こすというのを表したもの。

1秒で10振動するのですが
LOAD MARVELが出るまで
この速さに勝るもモデルは
販売されていませんでした。

これだけの振動となるので
耐久性には定評があるワケで
今でもアンティークウォッチでは
人気な部類に入ります。

ちょっと話がそれましたが
そんな長い歴史を持った
腕時計を預かったワケです。

で、定期的にバンドは
交換しているものの革なので
何年かすると劣化するもの。

今回お持ちになった際も
革バンドがボロボロでして
このままでは千切れるとのことで
交換のためにお持ちになりました。

メタルバンドに交換すれば
そういった劣化も革よりかは
マシになるのですが時計の
デザイン上、革は必須。

メタルバンドにしてしまったら
時計の良さが無くなるってことで
今回も本革のバンドをご注購入。

毎日愛用している時計だから
またバンドがボロボロになったら
交換しにお店に来ますね
…と言われ帰られました。

定期的にメンテナンスできる…

時計のバンドといっても
様々な素材であります。

スタンダードな素材だと
ステンレスや革でしょうが、
チタンやゴールドなども。

ただ、ほとんどの素材は
使いまくっていると経年劣化で
ボロボロになってしまいます。

特に革バンドの場合は
新しく張り替えない限りは
なかなか厳しいところ。

ですが、金属の場合は
表面を研磨することによって
輝きを戻すことができます。

たとえば腕時計のメインとなる
ケース（文字盤を囲ってる部分）や
ベゼル（文字盤の外周を囲うパーツ）は
ステンレス製がほとんど。

このステンレス製であれば
バンドと同様にケースに関しても
研磨することで綺麗になります。

同様に金製もステンレスより
研磨しやすいこともあってか
18金の時計は結構手入れする方が
多い傾向にあります。

先日、もう使わなくなったし
子供も要らないからといって
18金のロレックスを売却に
お持ちになったお客様。

その時計を買ってから
20年は経過したものだそうですが
ケースもベゼルもバンドも
ほぼキズが無く綺麗なもの。

使ってたらキズが付くけども
分解掃除の度に研磨もされたようで
恐らく新品としてお店に並んでも
気付かないほどでしたから。

ジュエリーもそうですが
ゴールドで作られたものは
修理などのメンテナンス性に
優れているという特徴があります。

長年愛用するのであれば
ゴールドが一番です。

これはジュエリーや時計、
メガネなど身に付けるものから
インゴットやコインなどの
資産商品まで言えることですね。

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

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