何世紀も続くアラブ人とユダヤ人の対立が解決するワケがない

投稿日:

2712 Gold

 

今年は中東地方における
地政学リスクが高まる年か?

昨年から中東紅海で起きている
商船への攻撃に関してアメリカが
とうとう本格的に動き出しそうです。

イギリス軍と組んで商船攻撃への
対策を行ってきており、今月に入り
数回ほど攻撃を発表。

 

事の発端となったイエメンの
親イラン武装組織「フーシ派」の
拠点に対する攻撃を強めました。

商船攻撃への戦力を削ぐため
貯蔵庫や軍事施設を攻撃し、
武力の無力化を計っての攻撃。

しかし、アメリカ・イギリスの
攻撃を受けてしても紅海での
商船攻撃は収まっていない状況。

 

1月末にはイラクとシリアの
国境地帯にあったアメリカ拠点に
無人機による攻撃が行われ
アメリカ兵が3名死亡。

これにはバイデン大統領も
反応し、こっちの報復も兼ねて
最大規模となる攻撃を行った。

 

昨年のイスラエル・パレスチナの
イスラム組織ハマスの衝突以降、
アメリカ駐留軍へ100回以上
攻撃が繰り返されている状況。

反撃してきたものの
さすがに人命が失われたので
重い腰を上げたというワケです。

 

とはいえ、アメリカによる
シリアとイラクでの親イラン武装組織の
拠点空爆によって、民間人が巻き込まれ
関係ない死者が出てくる始末。

アメリカへの攻撃を行ってる
実働部隊が親イラン武装組織ですが
いわばイランの代理勢力によるもの。

しかし、イラン政府がこれを
コントロールしてるかというと
そうではなさそうであくまで資金提供を
行っているに過ぎないので複雑なところ。

 

アメリカとイランはお互いの
衝突を望んではいないようだが
親イラン武装組織が好き勝手する以上、
関係性は良くならなさそうだ。

そんな泥沼化によって
中東リスクが高まっているので
一筋縄ではいかない状況です。

 

 

中東リスクはすぐ解決するものではない

一気に過熱化してしまった
パレスチナ・イスラエル戦争、
これは昨年急に湧いてきたものの
今に始まったことではありません。

既に80年ほど続いてるもので
それだけ長く続いている以上、
今後解決するのかというのも
正直先が分からない話。

この過去をひとつひとつ
紐解いていくとキリがないけど
簡単に言ってしまうとなると
宗教や民族が理由によるもの。

 

かつては共存していた
アラブ人とユダヤ人の衝突で
深くまで遡とローマ帝国時代に
まで辿りついてしまうもの。

パレスチナに住んでたユダヤ人が
ローマ帝国による侵攻によって追われ
アラブ人が住み始めたのが事の発端。

そこからパレスチナは
ユダヤ人とアラブ人の衝突が続き
国連がそれぞれを独立国への分割を
試みたが失敗し、その際にユダヤ人が
建てた国というのがイスラエル。

 

それ以降、イスラエルは
アラブ人に同調したアラブ諸国と
衝突が始まることに。

イスラエルは軍事力を持って侵攻し
アラブ人(パレスチナ人)は追いやられ、
パレスチナの領土もかなり縮小。

アメリカによる仲介があったり、
アラブ諸国も少しずつイスラエルと
国交正常化を進めていったりと
孤立化が進むパレスチナ。

 

歴史が歴史なだけに
和平での解決が難しい
地政学リスク。

中東地方は原油の生産量が多く
世界に影響しやすい地域なだけに
注目もされるがその糸口は
なかなか見つからない状況。

これが解決しない限り
金価格が大きな落ち込みを
見せることはないとも
言われています。

 

イスラエルがここまで
強硬的に踏み込んでいるのも
大昔にパレスチナがあった地を
追い出されたのも背景かと。

そうなるとご先祖様の時代から
続くこの争いが一長一短に
終わるなんて考えられません。

『目には目を歯には歯を』の
イスラム教からすればやられて
そのままにするワケではなく
イタチごっこは必須ということです。

 

 

 

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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