純度刻印のない貴金属を買い取れるお店とは？！

1678 Gold

何でも買い取れる！
…というメッセージの広告を
ここ最近よく目にします。

これは貴金属買取りの
広告で良く見た言葉ですが
そうではなくて、もちろん
質屋でもありません。

では何かというと
メガネや時計を加工する
専門の機械です。

ナカオカは今年で創業75年、
時計店に始まりメガネ事業も
長く行ってきたので古いけども
現役選手な機器が多々あります。

そのため、買い替えなどで
古い機器を実は以前にも
買取業者にお願いしたのですが
古過ぎてNGでした。

そんな見積もりをしたせいか
同様の似たような買取りに関する
FAX DMやメールがお店に
ジャカジャカ来る始末。

ちなみに会社を変えてみて
買取り見積もりを依頼しても
結局のところNGでした。

”何でも買い取れる”って嘘やん！
って感じなのでこれって
景品表示法的にはNGな広告では？
と疑問にも感じましたが…。

なんて感じでひとつの
買取業者に見積もりを
お願いすると全く違う職種の
買取業者からDMが届く始末。

ナカオカは貴金属小売業なのに
トラックや重機を買い取りまっせ！
…という場違いなDMが来ます。

特にFAX DMの場合では
買って送りつけておきながら
インク代と紙代が勝手に
消耗されてしまいます。

リストが使い回されてるのか
よく分からないのですが、
”FAX DMが不要であれば
コチラから連絡してください”
…という謎の指示仕様。

都合の良いメッセージの
広告には気を付けねば。
と改めて実感した次第です。

広告に騙されたお客様

広告業界の知り合いから
聞いたのですがこういった広告で
”何でも買い取ります”というのは
一番消費者に訴えかけやすい
メッセージだそうです。

まぁ、私も引っ掛かったので
そうなんだろうとは薄々と
感じてましたが…

どうやら業界に関係なく
響く言葉であるため、ほとんどの
買取業者が使うようです。

弊社の業界である場合は

金・プラチナであれば
何でも買い取ります。

ってメッセージとなるのですが
確かにこれで持って行ったものの
買い取ってくれなかったという
ケースは結構多くあります。

どういう場合にそういった
ご相談が多いかというと
刻印が入っていないケース。

通常、お買取りする場合
刻印されている純度情報を元に
見積もりなどを行います。

しかし、その純度が
刻印されていないってなると
五感や機械での判断となります。

本物の金やプラチナかという
真偽については磁力チェックや
錆の有無確認でほぼ分かります。

しかし、純度に関しては
機械に頼らざるを得ません。

純度で買取単価も大きく
変わる可能性があるので
正確に計測できる術がないと
買い取らないってことです。

金やプラチナというのは
価値がゼロではないので
低純度で値段は下がれど
1gで数千円はする資源です。

買取りできない理由ってのは
色々背景があるのでしょうが
金やプラチナでも買い取れない場合は
そもそも純度を計測する術が
整っていない可能性もあります。

きちんと純度を計測できる
機器が備わってないお店に
買い取ってもらうってのは
適正価格での買取ではない
リスクの可能性もあるのです。

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

【本日(4/9)の貴金属価格】
　ゴールド：6,825円/g（+30）
　プラチナ：4,819円/g（-6）
　※田中貴金属公表の税込小売価格

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