地金型金貨か収集型金貨かを判別する方法とは？

1454 Gold

他店でウィーン金貨を購入され
弊社にご来店されたお客様。

どうやら金貨の価格が
他店と弊社で乖離があったようで
ウチで購入すれば良かった…
と、愚痴気味に言われました。

金貨を購入しようと思い
他店のHPを見て電話したところ
店頭でお値段をお伝えするので
まずはご来店ください
…と言われたようです。

金貨の価格ってのは
HPで情報公開されている
お店がほとんどないので
電話確認がメインとなります。
（弊社もこのスタイルです）

ですが、電話で値段を
教えてもらえなかったようで
お店でそのまま購入に
踏み切ったということでした。

たまたま商店街を歩いてたら
弊社の看板が目に入って
ご来店されたそのお客様。

お値段を伝えたら買った店より
安かったので驚かれてました。

資産用の地金型金貨も
当然ながら市場相場に
連動して価格が決まります。

手数料はもちろんお店により
違ってはきますが相場さえ
分かれば大きな乖離がないかを
確認することが可能です。

たとえば今回の場合、
ウィーン金貨1オンスだったので
当日の相場に1オンス（31.1035g）を
積算すればおおよその値段も
分かるってことです。

【地金型金貨の計算式】
国内小売価格（g）×31.1035＋手数料
＝金貨小売価格

にしても、店頭でないと
販売価格を教えないとか
なかなか意地悪ですね…。

HP検索で弊社が出なかったのは
悔しいところではありますね。

金貨の区分で価格が全然違う

金貨、金貨、といっても
大きく２種類に分かれます。

それは

地金型金貨と

収集型金貨

地金型金貨は
売買メインに取引され、
流通量が多いこともあって
市場相場が反映される投資用金貨。

収集型金貨は
趣味目的であったり、稀少品として
記念等で限定発行されるために
コレクターの嗜好で変動する金貨。

上記の通りであるので
地金型か収集型かによって
値段もその査定基準も
全然異なるワケです。

なんてったって
市場価格に比例するのか
コレクターで比例するのかで
全然決め方も違いますから…

地金型金貨といっても
多くの種類が流通してますが
判別法としては

純度と額面

が刻印されていること。

純度はご存知の通り
貴金属の量目のことで
額面とはその金貨を
発行した国の通貨の金額。

たとえば弊社で取引している
メイプルリーフ金貨と
ウィーン金貨ハーモニーは
地金型金貨であるために
額面が刻印されています↓↓

メイプルリーフ金貨は
50 DOLLARSと刻印があり
ウィーン金貨ハーモニーは
100 EUROといったように
製造国の法定通貨が刻印されてます。

ちなみに額面と販売価格は
全く比例しておりません。

このように金貨とはいえ
地金型か収集型かというのは
簡単に見分けが付くのです。

地金型金貨を購入するなら
金市場価格と重量の積算で
大きな乖離がないかというのを
チェックできるということです。
（手数料の加味もお忘れなく）

…と、まぁ接客での話を
ブログに書いてて思いましたが
電話であれ値段を言わないのは
ちょっとどうかと思いますね。

せっかくの高い買い物なので
気分悪い取引がないように
私も気を付けようと思います。

本日はここまで。
ゴールド王子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

【本日(8/27)の貴金属価格】
　ゴールド：7,359円/g（+50）
　プラチナ：3,579円/g（+9）
　※田中貴金属公表の税込小売価格

【今週の逸品】
水晶の中で最も大地の力が宿ると言われるスモーキークォーツをあしらったリング。
見る角度によって宝石内のラインが変わり、身に付けているだけでファッションが楽しくなります。

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