金（ゴールド）か白金（プラチナ）か銀（シルバー）で困ったら…

3036 Gold

プラチナからゴールドに
乗り換えたいということで
来店されたお客様よりご相談。

10年以上前にプラチナの
インゴットを購入したものの
なかなか相場が上がらない。

長く持っていたにも限らず
高騰するゴールドに対して
プラチナは大きく値段を落とし
ようやく戻ってきたくらい。

ゴールドよりも資源として
稀少価値が高いということで
購入したのがプラチナ。

しかし、相場という
数字上での価値としては
期待を裏切られたワケです。

そのお客様がプラチナを
買った時はまだゴールドより
高かった時期ではありました。

そこからプラチナは
下がっていき、そのうち相場も
戻ってくるなんて話もあったけど
なかなか復活することはなく…。

今年2024年になってから
ようやく復活の兆しが見えてきた
そんな感じではありました。

停滞状態が継続中のプラチナ、
かたや最高値を続伸したゴールド。

プラチナは希少価値が高いため
マーケットの市場規模が小さく
値段が動きやすい貴金属資源。

…ではあったのですけれども
この印象というのも徐々に
薄れつつありますね。

貴金属で迷ったらまずはゴールド

貴金属資産としては
ゴールド・プラチナ・シルバーが
メジャーなところではあります。

その中でも世界で一番
資産として取引されてるのは
通貨の代替資産として
扱われているゴールド。

プラチナ・シルバーも
資産として使われてますが
その需要はゴールドに比べると
少ないものなのです。

この経緯をご存知ならば
多くの方が資産として選ぶのは
ゴールドかと思います。

しかし、プラチナだって
シルバーだって現物商品があり
ETFなどもあるため、資産として
投資として運用することは可能。

ゴールドとは需給環境が
異なることあって分散資産として
それぞれ持つのも悪くない
選択ではないかと思います。

店頭での質問において
ゴールド・プラチナ・シルバーの
どれから手を出すのがいいですか？
と聞かれることがあります。

どれも捨てがたいのですが
もしどれも持っていないならば
まずはゴールドを勧めます。

プラチナの潜在能力、
シルバーの勢いもいいのですが
お金の代替資産となるのは
この中でゴールドのみ。

リスクヘッジという点を
想定してでの回答ではありますが
貴金属資産に手を出すなら
ゴールドになってしまいます。

もし、ゴールドを持ってるなら
プラチナやシルバーを買うのも
悪くはないかと思いますけどね。

お金の代替資産になる
…と言葉でピーンと来にくいけど
こうした資産と言うのは
ゴールド以外に存在しません。

日本円を海外へ持って行っても
通用しないので両替という行為で
その国の通貨に変える必要があります。

しかし、国によっては
両替ができない通貨であったり、
ひどい国だと自国通貨が使えない
そういった途上国もあります。

なかなか通貨が使えない国に
行くことなんてないでしょうが
国の信用が落ちることによって
通貨価値が暴落するなんて国は
世界でもあちこちでありました。

そうした事態に対策するには
ゴールドがうってつけということ。

リスクヘッジ目的として
貴金属に手を出さないならば
無理にゴールドに手を出さなくても
いいんですけどね。

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

【本日(12/29)の貴金属価格】
　ゴールド：14,685円/g（+0）
　プラチナ：5,250円/g（+0）
　※田中貴金属公表の税込小売価格

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