地金型金貨もニッチなデザインなら高騰する？

1870 Gold

岸田総理が誕生したのもあり
ナカオカ本店がある金座街商店街では
幕が張られておりました。

広島で活躍されたのもありますが
昔は商店街の顧問もしていただき
何かとご縁のあった方でもあるので…。

しかも第100代内閣総理大臣という
節目でもあったせいかテレビ局も
取材に来られたので一言ではありますが
お話させていただきました。

取材されたので番組を見ましたが
岸田文雄氏を使った煎餅や
お弁当が早速販売されてましたね。

こういったスピード感ある
商売魂は本当にスゴイと思います。

で、弊社の裏の通りにある
弁当屋さんでも早速ですが
2000食限定で販売されており
スタッフが購入してました。

天むすむすび弁当だそうで
岸田総理と国会議事堂の
イラストが載ったパッケージ。

大きな天むすが３つと
唐揚げや野菜などが入っており
ボリューム満点なそのお弁当の
お値段ですが1500円。

ちょっと他の弁当に比べて
高いかな…って気はしましたが
これはこれでお祝いの限定商品。

お店では長い行列もできており
2000食もすぐ完売したそうです。

ま、この値段が高いか安いかを
決めるのはあくまで消費者なので
行列ができて完売するってことは
適正価格なのでしょうか…。

ちなみにメルカリで
岸田総理の商品を調べると
先ほどの就任祝いの煎餅や本が
早速販売されていました。

中でもびっくりしたのは
岸田総理誕生前の議員時代の名刺が
7777円で販売されてたこと。

メルカリは匿名なので
販売者も購入者も分かりませんが
よほどニッチなコレクターが
購入したんでしょうね。

ニッチな地金型金貨なら…

製造数が少なかったり
限定的な販売などの場合に
価値が高まるニッチな商品。

先日、カンガルー金貨を
売却に来店されたお客様から
こんな質問をいただきました。

カンガルー金貨って
毎年デザインが変わるけど
人気なやつだと付加価値が
付くものなんですかね？

カンガルー金貨というのは
オーストラリアのパース造幣局が
製造発行している地金型金貨。

1986年から発行されており
ウィーン金貨より発行歴が長い
地金型金貨でもあります。

メイプルリーフ金貨と
ウィーン金貨とカンガルー金貨は
世界三大金貨と言われるほど
知名度の高い金貨です。

その特徴はカンガルーが
デザインされた刻印ですが
他のふたつの金貨との違いは
毎年デザインが変わる
というもの。

発行年数によって
カンガルーのデザインが
変わる金貨なのです。

ちなみにメイプルリーフ金貨は
エリザベス女王のデザインが
変わることもありますが毎年でなく
ウィーン金貨は1989年の発行以来
全くデザインは変わってません。

そんな特徴のある
カンガルー金貨なので
今回のような質問を
いただいたワケです。

ちなみにカンガルー金貨の
カテゴリは地金型金貨。

なので資産でも通用する
金貨ではあるのですが
”若干”ながら収集型の特徴も
持ち合わせた資産でもあります。

ただ、”若干”と伝えたように
アンティークコインのような
何倍にも高騰するかというよう
そうでもありません。

なぜなら地金型金貨は
発行枚数が限定的でもなく
収集型と呼ぶにはレア度が
下がってしまうため。

古い年数や発行枚数が少ないなど
入手しにくい年の金貨ならば
地金型以上の価値となる可能性が
僅かながらありますがあまり
期待できないところです。

ちなみにパンダ金貨も
カンガルー金貨に似ており
流通量が少ないこともあって
一部の収集家の間では高値で
取り引きされている金貨。

純度がフォーナインではないし、
偽物が広まっていることもあり
地金型金貨として信頼性は低いけど
投資的な意味ならこっちの方が
いいかもしれません。

もちろん目利きができる
という前提ではありますが。

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

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