中央銀行の買い増しで金価格は底固めとなるか

投稿日:

2851 Gold

 

ウェブニュースを見ていたら
ロイター通信が発信した情報で
こういうのがありました。

【今後1年で金準備増やす中銀増える見通し】

 

世界の各国中央銀行が
外貨準備としてのゴールドを
今後も増やす方針である
というもの。

このニュースを報道したのは
ロイター通信だが調査元は
WGC(ワールド・ゴールド・カウンシル)。

ゴールドの国際調査機関による
調査結果であるため、信憑性は
高いのではないかと思われます。

 

日本国内の円建てもですが
海外のドル建て市場においても
金価格は上昇の一途です。

なかなか価格が落ちず、
瞬間的に下がったものの結果
また値段が上昇しては戻る
なんて動きが続いております。

 

WGCの調査結果によると
中央銀行が買い増しする
理由としては主に以下とのこと。

・長期間における運用評価
・インフレヘッジ対策
・有事における価値
・効果的な運用分散管理

 

確かにこの数年の値動きを
振り返るとコロナ禍前の約5年間で
円建て相場に関しては倍以上、
ドル建て相場も約6割の上昇。

この期間実績を見ると
運用としてはかなり好成績

有事が起こった場合でも
株であれば暴落することはあれど
ゴールドはそんなことはなく
むしろ上昇する動きでした。

 

資産としては優秀な
部類に入る動きをこの数年で
世界に知らしめたゴールド。

そりゃ各国中央銀行が
取り入れたくなる気持ちも
分からなくはないですね。

 

 

中央銀行が買うということは…

中央銀行がこぞって
ゴールドを買う理由について
上記でいくつかありましたが
これは個人でも同じこと。

4つほどありましたが、
長期で価値が上がるのであれば
魅力的な商品ではあります。

特に他の資産だとなかなか
長期期間に強い商品ってのは
なかなかありません。

 

そして、インフレヘッジや
有事対策に関しても同様。

物価が上がった時に
比例して価値がある資産は
ゴールド以外だと少ないですし
有事でドカンと高騰する商品も
そう多くはありません。

先ほどの中央銀行が
ゴールドを買う理由というのは
規模は違えど我々の資産運用にも
当てはまるものばかりなのです。

 

そういった特徴から
資産運用の一部にゴールドを
組み込むことでバランスを整える
…という方針の中央銀行が
増えているワケなのです。

資産運用の基本は
増やすことにあります。

国によっては既に
ゴールドを入れることで
分散運用しているとこもあれど
かなり限られています。

 

インドや中国など
ゴールド自体が好きな国は
かねてから国の資産として
組み込んできました。

世界各国も自国を守るため
ゴールドへの投資を始めており
その動きは一昨年ぐらいから
数字上でも見えてきました。

特に一昨年から金価格は
大きく暴落することなく今に
至ってますが、その支えが
まさに中央銀行による購入。

 

WGCによる調査結果が
情報通りとなると今年の金相場も
大きく落ちることはなさそうです。

なんせ中央銀行というのは
買うだけ買ってよほどでない限り
手放すことはないのですから。

 

 

 

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

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