基準価格が上がり続ける金（ゴールド）ととうもろこし

1782 Gold

法人契約のカード決済なので
そこまで値段を目にしない
自動車のガソリン。

移動中にガソリンスタンドの
価格表示版をたまに見るぐらいで
値段の変動も少し気にするほど。

ですが、先日こういった
お願いの書類が契約先の
ガソリン店から届きました。

燃料油価格改定のお願い！

原油の輸入価格が上昇し、
仕入金額が上がったために
こういった事態となったのです。

確かに2020年5月に
一時的な暴落を見せてから
上がりっぱなしな原油先物価格。

ま、原材料が上がる以上
致し方のないことですね…。

ウチの場合は外商などの
営業で自動車を使いますが
そればっかりではないので
ガソリン価格が上がっても
そこまで影響しません。

が、物を運ぶ会社であれば
燃料費が上がるワケなので
原価が上がるってこと。

あまりにも打撃が大きいと
運送会社も値段を上げざるを
得ない状況になりかねません。

なんてガソリンでの話でしたが
こういった燃料や農産物などの
コモディティ全体的にここ最近
上がってきている傾向にあります。

燃料が上がればそれを利用する
企業は原価が上がることになるし
農産物でもそれを使った料理、
そして加工品も値上がりとなり
提供価格が上がるってことです。

ちなみに今年に入ってから
特に高騰している農作物が
とうもろこし

イメージとしては食べ物ですが
主な需要としては家畜用飼料。

飼料以外には甘味料や油であったり
アルコールにエタノールなど
工業製品にも加工され使われます。

日用品の製造にも使われており
身近なモノだと歯磨き粉にも使われ
優秀な穀物でもあるとうもろこし。

その影響で実は色んなものの
原価が上がっていたりするのです。

基準の価格が上がってる？！

そんなとうもろこしは
これまでに基準価格が上がった
穀物のひとつでもあります。

使用用途の多いとうもろこしは
穀物の中でも小麦に並ぶ
代表的な存在であるがために
必要とされれば値段も上がります。

そんなとうもろこしのように
ベースの価格が上がっているのが
貴金属の代名詞である金（ゴールド）。

金は今でこそ7,000円/g台の
相場で取り引きされていますが
20年前は1,000円/g台であり
約7倍にも高騰した貴金属。

金（ゴールド）は産出量が
限られた資源で上限があるので
何事もなければ時間の経過とともに
価格も上がるのが自然の摂理。

金に何の価値もなければ
この動きはないのでしょうが
通貨制度がない時代において
金（ゴールド）が代用されたという
背景があっての動きでもあります。

これまでに戦争であったり
経済危機の場面では一時的な
高騰はあったかもしれませんが
着実に基準価格が上がってる金。

ITバブルを超えるような
好景気な時代が来るならまだしも
よっぽど価格が暴落することは
ほぼないのではないかと思います。

金が安全資産と言われるのは
価値が無くならないのもありますが
こういった基準価格のラインが
ある程度決まっていることも
背景にあるのです。

さて、とうもろこしといえば
”金のとうもろこし”や
”ゴールドラッシュ”といった
品種の商品が販売されてます。

こういうのも金（ゴールド）と
とうもろこしに何かしらの関係が
あっての命名なのかもしれませんね。

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

【本日(7/23)の貴金属価格】
　ゴールド：7,107円/g（+15）
　プラチナ：4,364円/g（+45）
　※田中貴金属公表の税込小売価格

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