ブレトンウッズ体制の頃から姿・形が変わらず残る金

投稿日:

3456 Gold

 

来店されたお客様から
ブレトンウッズ体制に関する
質問をいただきました。

最近、ネットで金のことを
調べるとブレトンウッズ体制という
言葉が出てくるのですが、
これは何ですか?というもの。

一言で説明が難しいのですが
もしお伝えするとするならば
ドルを中心とした世界経済の設計図
そのものといったところでしょうかね。

 

1944年第二次世界大戦の
終結が見え始めた頃。

アメリカ・ニューハンプシャー州の
避暑地ブレトンウッズにあるホテルに、
世界各国の代表が集まりました。

彼らの目的はたったひとつで
戦争でボロボロになった世界経済を
どうやって立て直すか?
というもの。

 

そこで決まったルールは
シンプルかつ強烈なもので
金・ドル本位制の確立でした。

アメリカドルを金と
結び付けることによって
ドルを実質基軸通貨にする…
そういったもの。

 

第二次世界大戦での勝利国
アメリカはイギリスに変わって
世界のリーダー的存在として君臨。

そのため、当時、アメリカは
世界の金の約7割を保有しており、
唯一、ドルは金と交換可能な
通貨となりました。

 

そんなドルを基軸に
他国の通貨価値を決めたのが
金・ドル本位制でした。

その制度で定められたのが
金1トロイオンス=35ドルという
固定レートで、それがベースで
日本円は1ドル360円と決まりました。

 

しかし、そんなアメリカも
徐々に貿易赤字などによって
ドルの信用が次第に低下。

1トロイオンス=35ドルだったのが
1トロイオンス=41ドルとなり、
1971年には当時のニクソン大統領が
ドルと金の交換停止を発表。

世界が混乱に陥ったため、
ニクソンショックとも呼ばる
自体となり、ブレトンウッズ体制は
崩壊となったのでした。

 

ブロック経済の果てに…

ニクソンショックまでの
ドルは金との引換券であり、
実物資産の証明書でした。

しかし、交換停止以降の
ドル、そして各国通貨は、
国家の信用だけを頼りになる
不換紙幣(Fiat Money)になりました。

政府は金の保有量に関係なく、
いくらでもお札を刷れるようになった
管理通貨制度となったのでした。

ブレトンウッズ体制のときは
1トロイオンス=35ドルでしたが、
今はというと約5000ドル。

この数字だけを見ると
金の価値が140倍以上ですが
金にフォーカスすると増えたワケでも、
輝きが増したワケでもありません。

数千年前から変わらず、
ただの重たい金属のまま。

何が言いたいのかというと
変わったのは金ではなく、
通貨の価値ということ。

お金を刷りすぎて、
通貨の価値が薄まってしまい
同じ重さの金を買うのに、
より多くの通貨が必要になっただけ。

ブレトンウッズ体制の崩壊後、
世界は変動相場制となりましたが
通貨の価値は、その国の経済力や金利、
思惑により激しく上下します。

その中で、唯一誰の負債でもない、
発行者がいない金だけが、かつてと
変わらぬ姿で存在しています。

近年、世界の中央銀行が
金を買い漁っていますが、
これは何を意味するのか?

刷りすぎた紙幣の行く末を恐れ、
安全資産を求めているということ。

ブレトンウッズ体制は終わりましたが、
信用の裏付けとして金を必要とする本能は、
終わっていなかったのです。

お金は作ることができるけど
金は作ることができない…
普遍な商品の重要性は
高まるばかりな気もします。

 

 

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

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