事業も資産運用も早めの終活で対策可能

2939 Gold

私の高校の大先輩が
経営していたホワイト餃子。

全国にFC展開されてますが
広島は横川にある1店舗のみ。

そんな広島唯一のホワイト餃子を
9月末に閉店するということで
食べに行ってきました。

ホワイト餃子は普通の餃子に比べ
かなり大きなサイズでして
いなり寿司のような見た目。

大きさだけでなく
色味も似たところがあって、
1個だけでもなかなかのボリューム。

いつも私は20個ぐらい食べますが
女性だと10個も食べれないぐらい
なかなか食べ応えのある餃子。

お店は常にお客さんの
行列ができており、商売は
順調ではありました。

それなのに閉店した理由は
オーナーの体調不良のため。

今年で開業してから25年ですが
昨年くらいから体調が悪い日が続き、
なかなか後釜も見つからなかった
…とのことでやむなしでの閉店。

M&Aとかの話も
あったりなかったりですが
商売するとなるとFCなので
本部へ学びに行く必要があります。

また、お店の切り盛りも
必要なワケでお金の計算であったり
雇用の問題など学ぶことは多いもの。

個人事業主となるので
気軽な気持ちでできるワケでなく
それなりの覚悟が必要です。

後継者を見つける時間が
あまり無かったのもあって
今回は閉店することになりました。

大好きなホワイト餃子が
食べれなくなるのは残念ですが
まぁ致し方ないことではありますね。

廃業件数が10年ぶりに更新

今回は後継者不足ということで
止む無しではあったのですが、実は
このような廃業は年々増加傾向。

日本政策金融公庫によると
昨年は60歳以上の経営者でその中の
約60％が廃業を予定。

このうちで約30%ほどは
廃業の理由が後継者不足との
調査結果でした。

会社が上手く回っている
黒字経営企業であっても
このような状態。

だから、この後継者不足は
中小企業の倒産理由においても
決して無視できないもの。

少子高齢化の影響もあれど
企業として、後継者育成や
事業承継の遅れがそのような
結果となるケースがほとんど。

規模の小さい中小企業となると
日々の業務に追われてしまい
なかなか事業承継の対応も困難。

カンタンに解決できるものでなく
ジワジワコツコツと進めるものなので
それなりに大変な事情であるのも
私もいち中小企業の経営者として
気持ちはよく分かります。

ただ、これは企業だけでなく
終活や次世代へ向けた資産運用も
同じことではあります。

後回しにしてしまうと
もし急に何かあったとしても
すぐに対応できないもの。

先日インゴットの売却に当たり
このような話をいただきました。

”今持っているインゴットは
1000gサイズなので子供たちのために
小さいものに買い替えようと思い
売却しにきました。”

何十年か前に購入したものの
当時は安かったけど金価格が上がり
このままだと利益もあるけど
結構な税金が掛かってしまう。

売却益は50万円を超えており
確定申告の対象となってしまうので
もしも自分の身に何か起きても
子供達に税金がのしかからないように
するための終活の取り組みとのこと。

子供達のために残した資産が
税金の支払いで困らないように
今のうちに売ることにしました
…ということでした。

今から買う人はあらかじめ
課税対象となりにくいように
小さいサイズを買っておくことで
対処が可能ではあります。

ただ、何十年も前に買った方は
相場が安かったがために今回のように
500gや1000gなど大きいサイズで
持っているというケースがほとんど。

次の世代に税金を払わせないために
今のうちに払っておくというのも
終活のひとつではありますね。

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

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