現物の金（ゴールド）は買ってもすぐ売らない方がいい

2204 Gold

戦後最大の天災でもある
東日本大震災が起きて
今年で11年と半年が経過。

未だその爪痕は消えたおらず
交通インフラや住宅などは
かなり戻ったものの課題は
多々残っているようです。

特に残ってるのが原発問題と
大きな被害を受けた東北地方の
東側の地域活性化。

未だ3万人近くの方が
避難生活を余儀なくされており
課題解決も長期化してます。

震災といえば東日本大震災より前の
1995年に起きた阪神淡路大震災も
印象的な天災ではありました。

ただ、こちらに関しては
驚くスピードで街も戻ったので
いかに東日本大震災での影響が
酷かったのか物語ってます。

ちなみに東日本大震災では
震災後に復興支援のために
金塊が匿名で贈られた
…なんて話もあります。

この金塊は宮城県にある
石巻魚市場へ贈られたもので
9年前に起きた出来事でした。

そんな9年前の金塊が
先月現金化されたということで
匿名で贈られたエピソードと共に
ニュースで報道されました。

現金化したら約1600万円
ということで重さからして
だいたい2kgほど。

ニュースで報道された動画や
ネット記事でも確かに1kgのバーが
2個映っていましたね。

こういった募金や基金は
主に現金が贈られるケースが
ほとんどかと思います。

それが金塊で届いたってことで
今回は記事になったのですが
受け取る側もすぐ売らなかったな～
…と感じた次第です。

現物資産の金はすぐ売らない！

現物資産である金（ゴールド）を
初めて購入する方には対して
お伝えしてることがあります

それは
購入してもすぐに
売らない方がいいですよ
…ということです。

なぜ買ってもすぐに
売らない方がいいかというと
元本割れしやすいから。

多くの金融資産には
売買差（スプレッド）があり、
買った日に即売ったとしても
損が出るようになってます。

これは金（ゴールド）に限らず
株式や外貨、暗号資産など
ほとんどの商品にあること。

そして、金は買う時も
売る時も商品・サイズに応じて
手数料が発生します。

買う時には加算されて
売る時には減算されるので
手数料が発生すればするほど
利益が出にくくなっています。

更に更に相場商品である金は
毎日価格が変わるワケですけども
何かの有事でもない限りは
短期間で大きな変動のない商品。

毎秒変動する先物やETFなら
まだしも、日ごとで変動する
現物で持つとなればなおさら
相場での利益も出にくいのです。

このように売買差、手数料、
利益の出にくい相場観という
条件が揃った現物資産での金。

すぐに売るのではなく最低でも
5年以上は持っておくことにで
価値が高まりやすいのです。

資産運用する上では
守りと攻め、短期か長期か
…という視点があります。

現物の金に限っては
今回お伝えしたように
守りと長期というコテコテな
石橋を叩いて渡る的商品です。

なので利益目的など
攻めに重きを置いた方には
金は向いてない商品ということ。

この数年でコロナ禍と
ウクライナと米中貿易摩擦と
更に円安が起きたことで国内の
円建て相場は著しく相場がアップ。

結果としてめちゃくちゃ
儲かる資産に見えるのですが
たまたま金にとって良い条件が
揃っただけの話ではあります。

もしも金を購入するならば
そういった高騰や儲かる…
といった目線で見るのではなく
商品特徴から見た方が無難です。

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

【本日(9/18)の貴金属価格】
　ゴールド：8,528円/g（+0）
　プラチナ：4,661円/g（+0）
　※田中貴金属公表の税込小売価格
　※市場休業のため、土日は同一価格

＜金運メッセージ付きゴールド開運純金名刺＞

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