中国人に人気な京都と金（ゴールド）

2112 Gold

一昨年くらいから京都の不動産が
中国人に買い占められている！
なんて話を聞くようになりました。

これは京都に住んでいる
私の経営者仲間の情報ですが
ネットニュースでもまさに
このネタが流れていました。

日本の古都である京都は
観光客スポットでもあり
特に春秋シーズンとなると
多くの人で溢れる場所。

私も清水寺や御金神社など
いろんな寺社仏閣を巡っては
参拝・御朱印帳目的で
足を運んだことのある地。

そんな京都の不動産で
中国人に人気な場所というのが
祇園や東山エリア。

さすがに寺社仏閣を
購入することはできないけど
その近隣の商店街などでは
既に売却されているようです。

一昨年、一度話になったのは
コロナ禍によって観光客の足並みが
一気に落ち込んで廃業・倒産する
企業やお店が続出した時期。

安く売ってでも現金化したく
不動産の価値も落ちたところに
中国人投資家が一気に買い漁った
…そんな背景がありました。

京都の不動産は日本国内で
どちらかというと当然
高い地域の部類に入ります。

坪単価平均も神奈川県と
競るほとでだいたい日本国内でも
TOP5以内には入るほど。

コロナ禍では確かに不動産の
価格は落ちたかもしれませんが
それでも日本国内では高い方です。

もともと京都は中国人から
セカンドハウスとして人気。

しかし、この数年は
住居用の不動産というよりかは
宿泊施設がメインであって
明らかな投資目的。

莫大な資産を持っている
中国人投資家にとっては
いくら国内で高い京都も
安い買い物なのかもしれません。

しかも観光客が増えると
宿泊施設としてビジネスでの
運用益も増えることになるので
投資家にとってすれば手を出す
気持ちも分からなくもありません。

ただ、日本人からとってすれば
気持ちのいい行為ではないですね。

中国の不動産は借り物？！

中国人にとってみると
この不動産というのはかなり
好かれている部類の資産。

というのも中国において
不動産を売買することができず
国から借りるという扱い。

そのため、売買できて
土地を所有することができる
日本は格好の餌食です。

他にもこういった背景があり
中国人からすると日本の不動産は
持っておいて損しないという認識が
数年前から強まってます。

・ビジネス化で安定収入
・将来移民できるツール
・自国地価に比べて割安

確かにこれだけメリットが
揃っているのであれば投資家が
購入に踏み切るのも分かります。

自分の資産になるという
最初にお伝えしたメリットも
ありますからね…。

そんな不動産と併せて
中国人に人気な資産があります。

それは金（ゴールド）

中国人は国旗に赤と黄色が
使われているようにどちらかというと
派手で綺麗なものを好みます。

そういった外見的なのもあるけど
もうひとつ不動産の話でも上がった
とある背景があって好まれてます。

それは

政府への不安感

昨今のロックダウンに然り
天安門事件に然り、とこれまで
中国政府は国民の不安を感じさせる
歴史的問題がありました。

そして、現在は財産に関して
複雑な財産制度が組まれており
中国で不動産を所有できないのも
そういった制度に背景があります。

簡単に言ってしまうと
もし何かあったら、速攻で
政府に資産を抑えらえれてしまい
没収されてしまう不安があるのです。

そのため、外国での不動産と
発行リスクが限りなく低い金は
昔から好まれている資産。

京都がチャイナタウンになるのは
さすがにどうかと思うところだし
日本政府も他国籍に不動産を売らないよう
制度を設けて欲しいところですね。

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

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