稼働してないお店で購入したインゴットのお買い取り

2922 Gold

出勤などで外出したら
必ず1度は見かけるコンビニ
セブンイレブン。

コンビニ業界で国内店舗数が
最も多く売り上げに関しても
業界ナンバーワン。

そのセブンイレブンの運営会社
セブン＆アイHDが先月カナダの
企業から買収提案を受けた。

買収を目論むカナダの会社は
北米でコンビニ事業を展開し
セブンイレブンのライバル的な会社
アリマンタシォン・クシュタール。

同じ小売業でありながら
日本の業界トップのコンビニを
買収しようとするのだから
驚きではありますね。

日本のセブンイレブンの前身は
スーパーのイトーヨーカ堂。

セブンイレブンは元々
アメリカで展開されており
その権利を購入した。

しかし、目まぐるしい勢いで
成長し、今度は逆にアメリカの
セブンイレブンを買収。

そういった事情もあり
今回はカナダの会社が実質的に
ライバル企業を買収すると
踏み込むことになった。

だから、なおさら
今回の買収提案に関しては
ビックリしたワケです。

そして、その買収提案も
すぐに”No”という返事を
付き返すのかと思いきや
そうでもない様子。

特別委員会を設置し、
提案内容を考慮した上で
回答するとのことであるが
その対応に注目が集まります。

買収しようとしている
明確な理由が公言されておらず
その背景も見えない状況。

円安という後押しもあって
海外からすると買収しやすい
そんな環境が揃ったのも
一因かもしれません。

ただ、政府は合理的な
買収に関しては株主を考慮し
交渉する努力に努めるといった
行動指針を昨年策定。

政府のお達しによって
カンタンに拒否できないのもあり
すぐに回答しなかったけども
もし買収が成立したとなると
他の企業も心配ではありますね。

現在稼働してないお店のインゴット

先日インゴットの売却で
御来店されたお客様から
このような相談をいただきました。

”数年前に撤退したお店で買った
インゴットなんですけれども
他社のものも買い取ってもらえますか？”

そのお店は第一商品でして
金現物売買や先物取引のサービスを
提供していたところ。

広島にも数年前まで営業所があり
営業マンが当店にも何度か来て
セミナーに来てください！
とお声掛けされたことも…。

インゴットの販売も行ってますが
取扱サイズは1kgのみ。

第一商品は地金商でないので
インゴットのブランドはLBMAや
大阪取引所のものでして、今回は
スイス銀行系の海外ブランド。

第一商品で購入した際の
書類も見せていただいたのですが
確かにそのお店で買ったもの。

当店としては入手経路は
確認させていただくものの
買取の査定基準はお店でなく
商品そのものになります。

今回はクレディスイスでして
昨年破綻し、UBSに買収されると
いったひと悶着あった銀行のもの。

当然ながら当店で過去に
何度も買い取った実績のあるもの。

UBSに買収されたブランドでも
問題なく、国内ブランドと同じ価格で
買取させていただきました。

インゴットの売却においては
購入したお店が査定に響くことはなく
商品のブランドや純度、重量の方が
重要な要素なのであしからず。

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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