カレッジリングに金（ゴールド）が使われる理由

1171 Gold

先日ご来店されたお客様、
ちょっと珍しい指輪を
サイズ直しで預かりました。

ゴツゴツしっかりした
デザインであって、
重量感ある指輪。

表面に何やら文字や
数字が刻印されており、
印台リングにも似た見た目。

なんと、その指輪は
カレッジリングでした。

カレッジリングというのは
名前の通り大学を卒業した際に
学校から記念品として
贈られる指輪。

そのため、大学院生は
このカレッジリングを付けて
登校するようです。

これは日本にほぼなく
特にアメリカやイギリスなど
欧米で取り入れられている風習。

そして、指輪には大学名や
卒業年が刻印されるために
カレッジ（college：大学）と
名付けられているのです。

このカレッジリングは
大学によって純度が異なり
硬くて変形しにくいK10、
まばゆい輝きを放つK18、
と様々あります。

ですが、今回の指輪は
K14と中間ほどの純度。

純度が低い分ガッシリと
重量感が半端ないデザインの
かっこいい指輪でした。

カレッジリングといえど
金（ゴールド）だけでなく
シルバーも使われてますが
やはりメジャーなのは金。

ではなぜ金（ゴールド）が
使われやすいのかというと
金色というのは

高みを目指す色

と言われているため。

一説によれば
大学を卒業してなお
更なる高みを目指して
学んで欲しいという想いが
あったのだそうです。

日本にはないこの
カレッジリングですが
きちんと理由・想いがあるなら
実現して欲しいものです。

ちなみにカレッジリングを
指にはめる際には
右手の薬指がメジャー。

そして、在学中は
自分が見やすい向きにつけ
卒業後は相手が見やすい向きに
はめるものだそうです。

本日はここまで。
ゴールド王子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

【本日(11/17)の貴金属価格】
　ゴールド：5,699円/g（+0）
　プラチナ：3,533円/g（+0）
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