1925 Gold
贈り物用に花を買ったのですが
珍しい色があったので見た瞬間
それを選んでしまいました。
その珍しい色の花は
カーネーションだったのですが
通常だと定番は赤やピンク色。
ただ、私が見た色というのは
虹色でカラフルな美しい
カーネーションだったのです。
そんな虹色のカーネーションは
栽培時に着色することで可能な花。
色の通りでレインボーカーネーション
と呼ばれているようですが、もちろん
珍しい色なので贈り物に人気だそうです。
カーネーションと言えば
多くの方が母の日を連想する
お花であるかと思います。
1本でも本数が多くても
美しく綺麗なカーネーションは
色によって花言葉が異なるのも
母の日に人気な秘密と言われてます。
たとえば赤色の場合は
純粋な愛や真実の愛ですが
ピンクの場合は熱愛や気品。
オレンジは熱烈な愛に
清らかな慕情といった意味を持ち
青色のカーネーションは
永遠の幸福…といった感じ。
ちなみに今回購入した
レインボーカーネーションは
感謝という意味だそうです。
こうやって意味を調べると
贈り物として一番シックリくるのは
レインボーな気もしますね。
愛情な意味合いってなると
身内というよりも恋人や奥様って
感じもしますから。
着色できる金(ゴールド)
カーネーションのように
花の中には着色することで
見栄えを変えれますが
これは金にもできる技。
金(ゴールド)は柔らかく
加工しやすい特徴があるのですが
融解させて他の金属と
混ぜ合わせても安定しやすい
…というのもあります。
よくジュエリーに使われるのは
イエローゴールドやホワイトゴールド、
そしてピンクゴールド。
しかし、混ぜる金属によっては
レッドゴールドにグリーンゴールド、
グレーゴールドにパープルゴールドなど
意外とバリエーションがあります。
この上の4種類のゴールドは
ジュエリーを扱ってる私でも
ほとんど見ることありません。
↑こちらは珍しいパープルゴールド
ちなみに先ほどのような
カラーゴールドのベースは
オリンピックメダルにもある
金・銀・銅
これらの金属を元に他の
僅かな金属を含有量を気にしつつ
バランスよく組み合わせることで
実現できるようになるワケです。
他の金属では安定しないため、
冒頭のカーネーションのように
レインボーは困難ですし
実現できない色もあります。
ゴールドは名前の通り金色が王道で
自然体のままが理想なので細かなカラーは
必要ないといえば必要ありません。
カラーバリエーションが豊富だと
ゴールドっぽさが無くなるので
そうなってしまうと本末転倒。
色を楽しむってなるならば
金という素材にこだわらなくてよく
違う金属であれば実現することも
可能っちゃ可能です…。
金は有史以来6000年以上
使われてきた金属ですが
それでも色のバリエーションが
限定的なのは不要なため。
金は本来の黄金色が重要で
誰が見ても価値ある金属と
認識できる必要があります。
これはかつて金(ゴールド)は
誰でも持ったり使ったりできる
金属ではなく権威の象徴であったため。
カラーゴールドの誕生は
決して色を楽しむ物でなく
金であることを隠すために
使われたのも背景にあったのです。
本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you.
【本日(12/13)の貴金属価格】
ゴールド:7,221円/g(+3)
プラチナ:3,921円/g(+18)
※田中貴金属公表の税込小売価格
【今週の逸品】
コンテクストカットのブルートパーズに3つのダイヤモンドがセットされたネックレス。
ブルートパーズを覗くと小宇宙のような世界が拡がり、遠くからでも近くからでも見て楽しめるジュエリーです。
素材:K18WG、ブルートパーズ、天然ダイヤモンド
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