国債への投資はカントリーリスクを意識したヘッジを

投稿日:

3237 Gold

 

最近、私の周りでは
資産運用に個人向け国債へ
投資している人が増えてます。

超低金利が続いていた日本ですが
日銀がマイナス金利政策を解除し、
長期金利が上がってきたのが
背景にはあります。

この変化により個人向け国債の
利回りも大幅に改善されたのが
国債需要の直接的な要因かと。

 

個人向け国債の最大の魅力は
なんといっても安全性。

元本割れしない、国が発行している、
金利保証という3つの特徴により、
投資初心者でも安心できます。

また、ペイオフの心配がなく
日本国が破綻しない限り元本と
利息の支払いが保証されているのも
安全性の底上げになってます。

 

金利上昇局面では定期預金も
魅力的ではあります。

それでも国債が人気なのは
変動金利型の10年物であると
今後の金利上昇局面で更に
有利となるかもしれないため。

1万円から購入でき、年12回発行、
発行から1年経過後はいつでも
中途換金可能という利便性も
魅力ではありますからね。

 

ただ、私の周りでは
国債と言っても日本のでなく
海外の国債なんです。

特にトルコリラ国債に
投資している人が多いのですが
ビックリしたのは南アフリカの
ランド国債に投資してる方も。

 

トルコリラ国債は昔から
高利回りということもあって
注目されてはいました。

年々下がってきてはいるけど
それでも利回りは高いのもあり
利益目的の投資家にはなかなか
人気な国債ではあります。

南アフリカのランド国債も
リラ国債と同様で利回りが
高めではあります。

 

どちらも利回りが高いので
それに投資する人が多いってことは
リターン狙いの知り合いが私の
周りに多いってことですね(笑)

お金を投資する以上、利益は
多いに越したことはないので
気持ちは分からなくもないですがね。

 

 

通貨リスクの落とし穴

トルコリラといえば過去10年間で
リラ円相場は約90%も下落しているため
年利15%の国債を保有していとしても
通貨下落により実質的な損失を
被る可能性があります。

南アフリカランドも同様で
政治情勢や資源価格の変動に
大きく左右される傾向があり
長期保有には少し不安な点も…。

分散資産として持つのは
悪くはないのですけれども
リスクのある商品ではあるので
あまり長く持ちたくないもの。

 

で、やはり長期運用ならば
金(ゴールド)という選択肢しか
ないのかとは思います。

どの国の通貨にも依存することなく
インフレや世界的な不況に対する優れた
ヘッジ機能を持ち合わせた資産なため。

地政学的リスクが高まると
ゴールドへの資金が流入するため、
価格も上がりやすくなるのです。

 

高利回りを求めて海外国債に
投資するのも一つの選択肢ですが
通貨リスクを伴う投資には
必ずヘッジが必要なところ。

特に途上国であれば、為替の
変動リスクがどうしても高まるので
通貨に依存しにくい資産との
組み合わせは大きなヘッジ。

無国籍通貨として認識されてる
ゴールドは通貨に依存しない
真の国際通貨としてポートフォリオの
一角を 担う価値があるということ。

 

リターンが大きい商品の場合、
リスクもそれなりに高まります。

そのリスクをいかに抑えるか…
といった意識は重要ではないかと
思った次第ではあります。

 

 

 

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

【本日(7/19)の貴金属価格(9:30価格)】
 ゴールド:17,705円/g(+79)
 プラチナ:7,629円/g(-187)
 ※田中貴金属公表の税込小売価格
 ※2025.7.1より14:00にも価格が公表されます(平日のみ)

 

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