暴落し続けた原油と高騰を維持する金

投稿日:

1334 Gold

 

先日1週間ほど前ですが、
原油先物価格が史上最安値マーク
…という記事を目にしました。

最安値といっても
まさかのマイナス価格。

マイナスという商品自体
なかなか存在しませんが。。。

 

で、なぜマイナスかというと
原油需給のバランスが悪化し、
大幅に供給過多となったため。

ただ、理由はそれだけではなく、
原油の貯蔵スペース減少により
保有するコストが上昇した
ってのもありました。

 

そして、もうちょっと踏み込み
なぜ原油需給のバランスが
崩れたのかというと理由は2つ。

①新型コロナによる経済衰退
②OPECプラスでの会議決裂

 

①に関しては恐らく
予想がつくかもしれません。

ロックダウンや外出自粛などで
自動車に乗る機会がなくなり
燃料となるガソリンの使用量が
世界的に減少したため。

 

②はOPECプラスという
OPECと非OPECの会合において
原油産油国が協調減産に関する
合意ができなかったため。
※OPEC:石油輸出国機構

要は原油の量を減産するか、
減産せず増産するか…という協議で
揉めてしまったためです。

この協議で揉めた理由ってのも
もともとは新型コロナの影響を
見出せなかったってのもしますが…。

 

結局のところ、原油市場も
新型コロナの影響を受けて
これまでにない現象が
起きたってことです。

 

 

供給国依存だった資源

そんな原油もかつては
産出国に依存した形であり
OPECの言いなりで値段が
決まっておりました。

なので中東情勢や
OPECの価格により原油価格は
変動していたワケです。

 

しかし、それも昔の話で
現在はアメリカなど中東以外も
原油などのエネルギー資源を
供給できるようになりました。

なので、中東に依存することなく
アメリカなどの景気も加味された
原油価格も決まっているのです。

 

で、お客様の口からも
たまに出る声なのですが
原油と金って価格の
変動要因が似てません?

…といったことを聞かれます。

 

確かにその通りなのですが
これは金に関しても
原油と同様で価格の変動要因は
多様化し続けているためなのです。

 

昔は株価が下がれば
金価格は上がる…なんて
関係性が謳われてましたが、
株価との関係性も最近は
崩れてきました。

原油と同じで
価格が変動する要因も
増えているのです。

 

なんにせよ金(ゴールド)は
原油と同様で限られた資源。

ただ、原油に関しては
他に成り代わるエネルギーは
あるかもしれませんが
金に成り代わる物はありません。

 

原油に関してはこの度
まさかのマイナスになったけど
金に関してはこういった値崩れが
ないのは強みであるのです。

 

さて、この度の暴落により
水よりも安い資産と
言われてしまった原油。

これはこれである意味
買い頃かもしれませんね。

 

 

 

本日はここまで。
ゴールド王子こと中岡英也でした。
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【本日(4/28)の貴金属価格】
 ゴールド:6,549円/g(-75)
 プラチナ:3,015円/g(-23)
 ※田中貴金属公表の税込小売価格

 

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