3351 Gold
日本の大手企業が立て続けに
サイバー攻撃の標的となっており
ビジネスに支障が出ています。
9月末にはアサヒグループHDが
ランサムウェア攻撃を受け、
国内システムが起動不能に。
受注・出荷業務が全面停止し、
工場の生産ラインまで停止する事態。
これによりコンビニや飲食店では
アサヒビールの入荷が止まり、
メニューからアサヒビールが消える
といった在庫不足が深刻化。
なぜか沖縄のオリオンビールが
本州で飲めるということに…。
システム復旧には手作業での
受注対応を余儀なくされており、
決算発表が延期する始末。
そして、10月中旬には、
オフィス用品通販大手のアスクルが
同様の攻撃を受けてしまいASKULと
LOHACOの受注・出荷業務が停止。
影響は物流を委託していた他社に及び、
そのECサイトも全面停止したのですが
弊社も備品をASKULで頼ってたので
それらを買うことができずでした。
同社は医療用品も提供しており
クリニックによっては院内備蓄が
底を突きかけてしまい業務に支障が
出てしまうというところも…。
ちなみに両社を攻撃したのは
いずれも国際的なハッカー集団で
犯行声明を出しているようです。
堂々と犯罪を犯してることを
アピールするのもどうかと思いますが
何もできないのも辛いところ。
大手企業であったとしても
サイバー攻撃の前には脆弱で、
一社の被害が取引先や顧客に
連鎖的に拡大する時代。
DX化が進むのはいいけども
そうなるとシステムは複雑化し、
復旧作業も難しくなるもの。
企業のデジタル依存が進む中、
サイバーリスクというのは年々
「いつか起きるかもしれない」ではなく
「いつか必ず起きる」と高まってる
そんな状況ではありますね。
デジタルが止まっても…
企業の話だから自分には関係ないかも…
と思われた方もいるかもしれませんね。
でもこうしたサイバー攻撃は
個人の資産運用にも深くリスクとして
関わってくる可能性はあります。
今の時代、私たちの資産の多くは
銀行口座の残高も、証券口座の株式など
デジタルとして存在しています。
デジタルとしてあるということは
全てはサーバー上のデータ。
通帳に印字されているのは数字だけで
その実体はどこにもありません。
今回のアサヒグループHDや
アスクルの事例が示しているのは、
デジタルシステムというのは
思っている以上に脆弱だということ。
大手企業が巨額の投資をして
セキュリティ対策をしていても、
攻撃を受ければあっという間に機能停止。
復旧には膨大な時間がかかるワケですが、
もしもこれが金融機関で起きてしまったら
どうなるでしょうか?
実際、暗号資産に関しては
両替所がサイバー攻撃を受けて、
顧客の資産が奪われたりしてしまう
…なんて事態が起きています。
もちろん、金融機関は企業以上に厳重な
セキュリティ体制を敷いてるでしょうし、
バックアップも多重化されています。
でも、絶対に安全とは言い切れない…
それが現実ではあるかと思います。
だからこそ、資産の全てを
デジタル上に置いておくのは、
リスクヘッジとして不十分かと
私は思っています。
そのためにあってもいかと
思うのが金という現物資産。
金の最大の特徴というのは、
システムに依存しにくい資産でる
…ということ。
サーバーがダウンしても、
ハッカーに攻撃されても、
その価値は手元に残ります。
そもそもデジタルではないので、
サイバー攻撃の対象にすらならない
そんな存在ですが、これって、
当たり前のようで重要なこと。
とはいえ、そんな金にも
盗難や保管場所の問題はあるし、
資産として見ても元本割れと
いったリスクは存在します。
とはいえ、デジタル資産のリスクは、
個人ではコントロールできない部分が
大きいこともあり、そこの補填は
分散資産の観点では大事なこと。
大企業が狙われるということは
私達の大事なデジタル資産も
もしかすると…といったリスクを
念頭に置いた方がいいでしょうね。
本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you.
【本日(11/9)の貴金属価格(9:30価格)】
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