他の色とは違う！金色のダルマに込められた意味

2324 Gold

先週今年初の出張だったのですが
業界の展示会であり場所はお江戸と
新幹線で上京してきました。

毎年1月はジュエリー業界の
大規模な展示会が東京であり
そこへ行ってきました。

業界の卸屋やメーカーが
一堂に揃う国際宝飾展（IJT）
ってやつです。

このイベントはもともと
小売店向けのイベントであり
取引先を探したり、仕入れを行うための
展示会ではありました。

そう、BtoBのイベントでしたが
この数年はBtoC要素が強くなり、
主催者の意向に共感できなくて
あまり行く気がありませんでした。

ではあるのですが、今回は
取引先の新商品勉強会開催もあって
上京してきたということです。

とはいえ規模も国内では
一番大きいのでそれなりに
情報収集することもでき
有意義な出張となりました。

昨年もこのような展示会に
行ってきたのですがそのときは
完全にBtoBのもの。

今回はBtoC向けのもサービスも
色々見て回ったのですがこれはこれで
新たな発見もありましたね。

↑宝石を置いて鑑定する機械みたい…

特に最近、BtoCで謳われるのが
ハンドメイドのオリジナルジュエリーを
作って販売しませんか？
…というアプローチ。

これは宝飾品業界からの
アプローチではなくて展示会を
企画した業界無関係の企業が作った
今回のキャッチコピー。

弊社は小売店であるため、
簡単な修理やリペアはできても
基本的にはジュエリーの製作を
行っているワケではありません。

ただ、その殻をいい意味で
外すということでは新たな
発見があったということ。

いつも同じ場所・領域に
ひきこもっていてはいかんな！
…と今一度気が引き締まりましたね。

ゴールドは照らしてくれる存在

と、会場を色々と見回って
新作や情報を仕入れていたのですが
とあるブースに金色のだるまが
置かれていました。

ブースと言っても看板のとこに
飾ってあったので遠くからでも
なかなか目立ってましたね。

しかも結構だるまのサイズが
大きかったこともあったので、
写真を撮ってる人も多かったです。

金色だるまの顔の横には
”千客萬来商売繁盛”とあったので
縁起物として飾られたのでしょうね。

ただ、その反対側には
”純金達磨大願成就”というのも
書いてありましたよ。

金色ではあったものの
明らかに純金製ではないので
なぜ純金と書いてあるのかは
謎ではありましたが…。

だるまというと
メジャーなのは赤色ですが
用途に合わせて様々な色の
だるまがあるようです。

赤色のだるま：魔除け、無病息災
黒色のだるま：商売繁盛、出世祈願
白色のだるま：合格祈願、大願成就
黄色のだるま：金運上昇
緑色のだるま：健康祈願、長寿

緑色のだるまは今まで
見たことないけどそれぞれに
意味が込められているのです。

そんな中でも今回目にしたのは
金色のだるまだったのですが、
金色は黄色の派生形。

金運もですが、大願成就の
意味も込められたものだそうで
特に商売やお金を扱う方に
需要が高いそうです。

ちなみにこの金色のだるまは
色の意味以外にも置物としての
大切な意味が込められているようです。

だるまを作ってる会社ではなく
設置されていた会社の方に聞いたのですが
”この金色のだるまのように皆様を
輝かせる存在・企業になりたい”
…という意味があったようです。

金色は青色や赤色などとは違い
光り輝く光沢をもった色であるため
見る者を輝かせる特別な色です。

自己だけでなく、他己の
兼ね合いもあって置かれていた
金色のだるまの置物。

会社やお店に設置しても
縁起物としていいものですね。

ちなみに弊社店頭には
だるまでなく金色のビリケン人形を
設置しております（笑）

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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