百貨店・デパートのロゴが刻印されたインゴット

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全国的に減少傾向にある
百貨店ですが、先日も東京の
有名なデパートが閉店。

それは東京都渋谷にある
東急百貨店本店で、私も
出張の時に行ったことあるけど
なんとも人が多く賑やかでした。

それが閉店ともなると
本当に驚きを隠せませんね。

先月で閉店した百貨店は
東京の東急百貨店だけではなく、
同じく都内の立川高島屋、
そして北海道の藤丸。

どの百貨店もかつて
集客の要でもあったお店で
賑やかな様子がニュースでも
一際目立った場所。

ちなみに広島市紙屋町の
そごう新館も今年夏頃には一度
閉店する予定となってます。
（このそごうはリニューアル予定ですが…）

ただ、そごう・西武グループは
アメリカの投資ファンドに売却予定で
どうなることやら心配ではあります。

なんだか日本の伝統あるデパートが
海外の傘下に入ってしまうというのは
色々疑問が残るところですが…。

百貨店は2000年頃をピークに
減少傾向にあるようで、これはITバブル、
ネットショップの普及による影響を
大きく受けているようです。

百貨店には大きな駅の沿線に作る
電鉄系もあるけど、この電鉄系百貨店は
ここ最近、駅の改装に合わせて
百貨店を改装、閉店するところも…。

広島駅もそれに抵触するけど
数年前に駅ビルが取り壊されて
再来年に向け建設中です。

店舗形式での小売業は
年々厳しくなると言われてますが
大手が減っていくということは
中小企業にもその波は来ます。

立地が良ければ大丈夫…
良い商品があれば問題ない…

なんて言われた時代もありますが
ネットの波にそういった常識も
無くなりつつある今日この頃。

明日は我が身と思って
弊社も必要とされる存在を
​維持せねばと感じた次第です。

百貨店ブランドの地金

そんな百貨店ですけども
先日このような質問を
電話でいただきました。

”数十年前にデパートで購入したインゴットがあるんですけど、売却することはできますか？
ただ、そのインゴットにはそごうのロゴがあるんですけど…”

インゴットというと、通常は
地金商が製造するものであり、
その品質を保証する意味で
地金商のロゴが刻印されます。

インゴットで売買されるのは
地金商によるインゴットがメインですが
実は百貨店ブランドのインゴットも
存在しているんです。

百貨店といっても様々ありますが
代表的なお店だと、そごう、松坂屋、
伊勢丹、三越、松屋…など誰もが一度は
耳にしたことがある百貨店です。

で、この度はお電話口から
そごうのロゴがインゴットに
入っているとのこと。

ちなみにどんなロゴかというと
こちらの写真のSOGOの文字の上にある
砂時計のようなデザインのもの↓↓

という問い合わせでしたが
結果として伝えるなら
買取できるけど価格が下がる
…ということになります。

そごうに限らずですが、
百貨店のインゴットは買取価格が
若干下がってしまいます。

これは現在製造されてないために
純度などの品質を確認しないといけない
いわば買い取る上でのコストが掛かるため。

百貨店のロゴは確かにあれど
実際にインゴットを作っているのは
百貨店ではなく、そこからどこかに
委託した地金商となります。

刻印されたロゴというのは
あくまでも品質を保証するだけで
インゴットの製造元が不明な以上は
きちんと調べる必要があるということ。

ただ、百貨店による商品なので
純度や重量が不足するといったことは
あまりないでしょうが…。

ちなみに百貨店のロゴが
インゴットに入ってるからといって
ではその百貨店が買い取るかというと
そこはお店によるかもしれません。

今回電話をくださった方も
そごうではこのインゴットを
買い取ってくれなかったようです。

もしもその百貨店において、
黄金展などゴールドを扱うイベントが
開催されていれば買い取ってくれる
可能性もあるでしょうね。
（買取価格がどうなるかは分かりませんが）

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

【本日(2/7)の貴金属価格】
　ゴールド：8,818円/g（+39）
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