1418 Gold
少し前まで海外のドル建て
相場が$1,600/オンスを
超えた時点で大騒ぎでしたが
今では$1,800/オンス超え。
しかも、一度超えてからは
当たり前かのように
その価格が続きました。
そういった状況もあり
このドル建て相場はここ最近
歴史的高値圏内と言われてます。
これは紛れも事実で
過去に$1,800/オンスを
超えたことがある年は
かなり限られます。
ちなみに一番近い年で
$1,800/オンスを超えた
年というのが2011年。
この年は日本にとって
東日本大震災が起きた年で
国内は揉めに揉めた年。
しかし、日本でそういった
騒ぎがある中、海外でも
いくつかの世間を騒がせる
ニュースが起きました。
そのニュースというのが
・北朝鮮の金正日総書記死去
・ヨーロッパ債務危機
・ビンラディン容疑者を殺害
・米国債格下げによる最上級失効
・世界各地での反格差デモ
この中でも金価格に
大きく影響した記事ってのが
ヨーロッパ債務危機と
アメリカ国債の格下げ。
これらの要因が世界的な
不安感を発生させたことで
金価格は高騰を続けました。
その結果、2011年は
$1,896.50/オンスという
ドル建ての最高値をマーク。
日本国内の金価格は
ここ最近、更新されたものの
ドル建て価格はまだ未更新。
徐々に2011年の最高値に
近づいているとはいえ、
今のところはまだまだ
…といった状況です。
ドル建てと円建ての乖離
貴金属アナリストは
よくドル建てでの相場で
話すことが多いのですが
世界基準で伝えているため。
円建てということは
ドルから円に変換するため
為替という要因が入ります。
為替要因が入ると
これまた金の変動要因と
ごちゃごちゃになります。
(為替の変動予想も難しいので…)
そのため、貴金属の専門家や
アナリストが記事を書く場合、
ドル建てで話を進めています。
しかし、日本国内で
現物売買や先物売買を行う
消費者や投資家であれば
見るべきは円建て価格。
あまりドル建てで
チェックする人ってのは
いないとは思います。
ちなみに円建ての価格は
以下の計算式の通り、
ドル建てをベースに為替と
手数料が加味されます↓↓
過去にドル建ての価格が
最高値を更新した際、
国内の金価格というのは
4,745円/g(税抜)でした。
これは当時の為替が
1ドル=約80円であり、
今よりかなり円高だったのが
影響した経緯があります。
ドル建てでの考察は
あくまで金に絞った
変動要因に関するもの。
しかし、日本国内で
売買するならチェックすべき
価格はあくまでも円建て。
世界で何か起きてしまい
ドル建ての価格が高騰しても
日本で円高ってなると
円建てでの金価格はあまり
変わらないこともあるのです。
金(ゴールド)の勉強
ってことならばドル建てベースで
書かれている方のコラムを
読むのはとても勉強になります。
ただ、国内の価格ってことなら
それに付随して為替に関する
記事も要チェックなのです。
ただでさえ、金価格の
変動予想って難しいのに
国内のことになると本当に
読みづらいですね…。
本日はここまで。
ゴールド王子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you.
【本日(7/22)の貴金属価格】
ゴールド:7,001円/g(+64)
プラチナ:3,429円/g(+112)
※田中貴金属公表の税込小売価格
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