相続税と所得税の２重課税となるケースがある金（インゴット）

2819 Gold

イランのライシ大統領が
ヘリコプターの墜落事故で
突然死亡してしまった。

墜落したという速報が
あった際は安否が分からずだったが
その後の報道で死亡が確認。

最高指導者ハメネイ師の
後継者候補として有力だった
ライシ大統領。

その訃報が流れた際は
ひょっとして暗殺されたのか
とも感じたのではありますが
そうではなさそうな様子。

ちなみにライシ大統領は
反米の保守強硬派であり、
アメリカが後ろ盾のイスラエルにも
敵対姿勢を強めていました。

ヘリコプターの年式が
相当古かったそうでもあるが
飛行時の天候も悪かったようで
濃霧による視界不要というのも
その一因であった模様。

イスラエルやアメリカの関与も
あるのではという憶測もあれど、
その可能性はなさそうではあります。

今回のライシ大統領の
死亡に反応したのか金価格は
大きく上昇する結果に。

ドル建て金相場は
2,400ドル/oz台を超え、
すぐさま落ち着くも大台を
更に超える事態となりました。

先月はイスラエルがイランの
大使館を攻撃して高官を死亡させた
という事案も発生しました。

イスラエルとガザの対立で
何かしらどちらかに関与する
有事がちょくちょく起きてます。

ライシ大統領が亡くなったのは
事故ということでたまたまでしょうが
これだけ続くと何かまた起きそうな
気がしないでもあります。

イランでは大統領が亡くなると
50日以内に選挙が行われる
決まりになっています。

大統領が変わることによって
大きな変化はないと思うものの
誰がなるかによっては今後の
中東リスクも要注意ではありますね。

亡くなった方のゴールド…

ヘリコプターによる
不運な事故によって突然
亡くなったイラン大統領。

大統領が亡くなるなんて
誰も思ってはいなかったでしょうが
いつ何が起こるか分かったものでは
ないのがこの世の中ではあります。

ただ、亡くなってしまうと
その後に残された方に色々と
肩の荷が乗ってくるもの。

先日、急逝された両親の
インゴットを売却したい
ってことでお客様がご来店。

その際に税金に関する質問を
受けたので回答をしたところ
大変驚かれていました。

なぜならば、相続税を
支払ったばかりではあるのに
所得税も課税対象であったため。

インゴットは当然ながら
持ち主が亡くなってしまうと
相続税の控除額を超えることで
課税対象となってきます。

そして、受け継いだインゴットの
所得税における取得価格というのは
元の持ち主が取得したタイミング。

相続税と所得税がダブルで
掛かってくるだけでなく、
取得したタイミングに関しても
相続時ではないのです。

金価格は年々上がってるので
相続時よりも元の持ち主が
取得した時の相場の方が安く
課税金額も高くなりやすいのです。

今回来店された方は
インゴットと購入時の書類を
セットでお持ちになってましたが
今よりかなり安い相場での購入。

所得税の課税対象は
「売却額ー購入時の取得金額」が
ベースとなりそこから50万円の控除、
保有期間による更なる控除が
加味されて決まります。

お持ちになったインゴットが
100gなどであればまだ所得税の
対象とならなかったかもしれませんが
残念ながら500gのインゴット。

相続で引き継いだので
実際その方自身は出費なく
入手したもので実益は大きいけど
税金もそれなりになりました。

後の世代に残すのであれば
細かく売却できるサイズにした方が
税金も抑えることができるのです。

本日はここまで。
ゴールド皇子こと中岡英也でした。
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May the Gold be with you. 

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　ゴールド：13,036円/g（+0）
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